ソウル市を代表する社会的経済市場「トクスグン・フェアショップ」が、酷暑期の休場を終え、8月31日(木)からトクスグン(徳寿宮)石垣道にて再び開かれる。
2017年下半期の「トクスグン・フェアショップ」は、8月31日(木)から11月4日(土)(10月を除く)まで毎週木・金・土曜日(11時~18時)に、テハンムン(大漢門)から丸型噴水までのトクスグンギルで開かれる。9月9日(土)からは、毎週土曜日に多彩な体験を楽しめる「トクスグン・ピクニック」も実施される。
2014年から開催されている「トクスグン・フェアショップ」は、社会的経済企業、青年起業家、女性企業、工芸作家などが生産した様々な製品をトクスグンギルを訪れた市民に広報・販売できる市場である。市民にとっても、普段接する機会が少ない社会的経済分野製品を1か所で見学し購入もできるため、たいへん好評を博している。
また、9月9日(土)から毎週土曜日に実施される歩行者天国「トクスグン・ピクニック」においては、車両の通行が制限され、訪問客が安全にゆっくりとトクスグン(徳寿宮)石垣道を楽しめる空間になる。社会的経済クイズ、伝統衣装体験、陶磁器作り体験などが運営され、家族連れの訪問客はもちろん外国人まで文化体験を通じて社会的経済を自然に理解できる機会が提供される。
この他にも、毎週土曜日12時20分からはアコースティック公演やクラリネット演奏などの音楽公演、午後3時からはマジックなどのパフォーマンス公演がソソムン(西小門)別館駐車場向かい側などで開催される。
トクスグン・フェアショップが開かれるトクスグンギルは、2017年4月から「トクスグンギル歩行専用通り」として運営(平日11:00~14:00、土曜日10:00~17:00)されており、周辺機関を訪問する車両はチョンドンギルへ迂回しなければならない。