ソウル市の女性にやさしい都市政策が、世界の119都市が参加する国際機関のメトロポリスが3年ごとに授与する特別賞(Metropolis Award Special Mention)を受賞した。
ソウル市女性家族財団(
www.seoulwomen.or.kr)の朴鉉卿(パク・ヒョンギョン)代表は、11月23日~26日、ブラジルのポルト・アレグレ(Porto Alegre)で開催された第10回メトロポリス総会に出席し、ソウル市の代表として特別賞を受賞した。
朴鉉卿ソウル市女性家族財団代表は23日、「女性ネットワークフォーラムの成果と課題」というテーマで基調講演を行い、ソウル市の女性にやさしい政策を世界各国の参加者に紹介した。
メトロポリス(METROPOLIS)は、世界119都市が会員の国際機関(World Association of the Major Metropolises)で、世界の大都市間の国際協力と交流を目的としている。
詳しくは、都市開発・環境保全・経済開発などに関する情報交換や技術援助事業などを推進しており、ソウル市は1987年に加盟した。
「転換期の都市(Cities in Transition)」をテーマに開かれる今回のメトロポリス総会には、ジルマ・ルセフ(Dilma Roussef)ブラジル大統領をはじめ、ミシェル・バチェレ(Michelle Bachelet)UNウィメン事務局長(前チリ大統領)、ジョアン・クロス(Joan Clos)国連人間居住政策センター(UN-HABITAT)事務局長など、メトロポリス会員都市の政策決定者および関係者、国際機関の代表など、世界約90の都市から約100名が講演者として参加した。
2010年、2011年と女性にやさしい政策とプロジェクトでUN公共行政賞を2年連続で受賞したのに続き、今回のメトロポリス賞特別賞の受賞により、ソウル市の女性にやさしいリーダー都市としての国際的地位がさらに強化されるものと期待されている。