ソウル市の共有経済および共有文化の拡散に向けた「共有都市ソウル」政策が、フランスの「Regional Attractiveness and Place Marketing Chair」が主催する国際カンファレンスである「プレイスマーケティングフォーラム」で革新的官民協力都市政策に選定され、「Place Marketing Award」を受賞した。
ソウル市の共有政策は、すでに2014年度に都市政策の優秀事例として認められ、世界171の大都市連合会であるメトロポリス(Metropolis)から特別賞(Special Mention)を受賞したことがある。また、ソウル市は2012年から資源の共有を通して駐車場不足、環境汚染、過剰消費など様々な都市問題を解決しようと、地方政府レベルでは先制的に共有経済政策を公共部門に導入している。
ソウル市は今回の政府の発表以前から、駐車場条例改正を通し「ナヌムカー(分かち合う車)」というブランドで、車両を共有する企業に公営駐車場の利用をすることや駐車料金の減免などを通して、車両の共有が活性化されるように支援している。
その間、ソウル市の共有都市政策を学ぶために国内都市だけでなく、アムステルダムやベルリン、イギリスなどの海外都市·国家等からもソウルの訪問を受け入れる一方、フォーブス、LAタイムズ、ガーディアンなど海外の有力マスコミも模範事例として紹介したことがある。