- 1,500人のソウル市民を対象にソウルのブランド、「I・SEOUL・U」に対するアンケート調査を発表
- 認知度(2019年の86.6%→2020年の88.3%)、好感度(2019年の73.3%→2020年の75.1%)アップ
- ソウル市の新型コロナウイルスの感染拡大に対応する防疫システムを71.7%が肯定的に評価
ソウル市は、ソウルのブランドであるI·SEOUL·Uの5周年を向かえ、ソウル市民1,500人を対象にI·SEOUL·Uの認知度及び好感度に対してアンケートを行った。今回のアンケートは、ソウル市が専門調査機関の㈱アジアリサーチアンドコンサルティングに依頼して、今年の9月28日から11月3日まで、20代以上の1,500人のソウル市民を対象にオンライン調査(Online-Survey)を実施・分析したものだ。
今年で5周年を迎えるソウルのブランドのI·SEOUL·Uに対して、一般市民10人中約9人近く(88.3%)が認知していた。主な認知経路は、「TV・新聞・ラジオなどメディアのニュースを通じて(47.4%)」、「ポータルサイトなどインターネット(47.1%)」、「ソウル市関連の行事や広報資料、制作物を通じて(33.2%)」などであることが分かった。
特に、ソウルのブランドに対する認知度は、2016年(63.0%)、2017年(66.3%)、2018年(84.0%)、2019年(86.6%)、2020年(88.3%)で、年々市民の日常生活に深く定着していることが分かった。
「ソウル市民:年度別に見るソウルのブランドにおける認知度の結果に対する推移」
合わせて、ソウルのブランドへの好感度は、2016年(52.8%)、2017年(57.1%)、2018年(70.7%)、2019年(73.3%)、2020年(75.1%)で、時間が経つにつれてI·SEOUL·Uが市民に愛されていることが分かった。
「ソウル市民:年度別に見るソウルブランドにおける好感度の結果に対する推移」
ソウル市に合うイメージに対する質問には、活気あふれる・力動的だ(56.7%)、現代的だ(53.7%)、バリエーションに富む(49.1%)、国際的だ(24.1%)、楽しい都市(19.6)が挙げられた。
今後、ソウル市民が求めるソウルのイメージには、安全だ(38.4%)、余裕がある(31.3%)、安心できる(28.8%)、国際的だ(23.6%)、美しい(21.8%)などがあると分かり、ソウル市民はソウルが安全かつ余裕があり、安心できる国際的な美しい都市であることに重きを置いていることが分かった。
特に、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するソウル市の防疫システムに対する調査では、71.7%が新型コロナウイルスの感染拡大に対してきちんと対応していると肯定的に答え、感染防止及び拡散遮断の政策に対して高く評価した。
ソウル市のパク・ジニョン市民疎通企画官は、「今年に入って、ソウルのブランドに対する認知度及び好感度が高まったのは、ソウル市の新型コロナウイルスの防疫政策に積極的に協力した市民の自発的な参加によるものだと考えている。今回のアンケート調査で分かるように、ソウル市民が求める都市のイメージは、安全・余裕・安心・国際化・美しさなどだ。それらをソウルのブランド政策に反映して、グローバルな安全都市のソウル、余裕があり美しい都市にすることで、世界におけるプレゼンスを高めるとともに市民がプライドを高く持てるよう積極的に努力していきたい」と述べた。