女性にやさしいソウル市の都市政策「女性の幸せプロジェクト」は、6月23日、タンザニアにおける「国連公共サービス賞優秀賞」の受賞に続き、世界大都市圏協会「メトロポリス(Metropolis)」から特別賞(Special Mention)受賞が決定した。
メトロポリスは「女性の幸せプロジェクトは、ジェンダー統計をソウルという都市空間に反映することにより、女性政策の新しい地平を切り開いた」と選定理由を述べた。
メトロポリスアワードは市民の「生活の質(QOL)」の向上に寄与する優れた政策を授賞しており、ソウル市は2002年「オンライン証明書発行システム」により特別賞を、2005年には「公共交通システムの改編」により2等賞を受賞した。今回は6年ぶりの受賞となる。
「女性の幸せプロジェクト」は国内はもちろん、国際社会においても、女性にやさしい都市政策の模範として高い評価を得ているが、2年連続「国連公共サービス賞」の受賞に続き、メトロポリス特別賞まで受賞することになり、「女性にやさしい都市、ソウル」というイメージの定着に多大に貢献している。
今回のメトロポリスアワードの授賞式は11月、ブラジルのポルト・アレグレ(Porto Alegre, Brazil)において開催される「第10回メトロポリス総会」の期間中(‘11.11.23~11.26)に開かれ、「女性の幸せプロジェクト」をはじめとし、受賞が決まった世界の大都市の政策が紹介される予定である。