ソウル市は2019年6月25日から28日までの4日間、国際都市照明連盟(Lighting Urban Community International、以下 LUCI)と共同で、アジア地域の都市照明に関連する政府関係者と専門家が参加する「2019アジア都市照明ワークショップ(2019 Asia Urban Lighting Workshop)」をソウル市所在のSKY31コンベンションで開催する。
LUCIは、都市照明政策及び関連技術などの交流・発展を目的に、2002年フランスのリヨンで設立された国際共同体である。ソウル市は2007年にLUCIに加入、2018年からアジア地域初の会長都市としての役割を果たしており、現在ソウル市にはLUCIアジア地域事務所(LROA、LUCI Regional Office for Asia)が設置されている。
2019年は韓国をはじめ、中国、インド、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナムなど17か国35都市から150人余りが参加、各都市の優れた都市照明政策及び事例を発表・共有するコミュニケーションの場が繰り広げられる予定だ。
6月25日にはキョンギド(京畿道)イルサン(一山)にあるKINTEXで事前イベントとして開催される「第17回国際LED/OLED EXPO 2019」に参加し、6月26日から28日まではソウル市で開かれる本イベントのワークショップで「市民の暮らしの質の向上と持続可能な発展のための都市照明」をテーマに、韓国内外の著名な照明専門家の講演、参加都市の優秀事例の発表・討論が行われる。
その他のプログラムとして6月26日の夜、2019年から常時夜間観覧を開始したチャンギョングン(昌慶宮)をはじめ、ソウルロ7017やナムサン(南山)八角亭を観光するソウル夜間景観ツアーが行われ、翌日の27日には「アジアの光フェスティバル」をテーマにした参加都市間の討論を行い、最近深刻化している光害などに関する展示会を行っている照明博物館を見学する。
本イベント期間中、6月26日と28日は公開ワークショップ形式で行われ、都市照明分野に関心のある個人や団体は事前申込を通じて参加できる。
ワークショップ参加申込は、登録URL(
http://naver.me/GZq3uSBb)または広報ポスターのQRコードをスキャンすれば可能。詳細については、ワークショップ運営事務局(070-8633-8580)に電話で問い合わせる。