ソウル市は、2011年8月から汝矣島(ヨイド)、纛島(トゥクソム)、盤浦(パンポ)の3つの漢江公園の自転車レンタル店4カ所にてクレジットカードでの決済が可能な「漢江自転車貸し出しシステム」を試験的に運営する計画だと明らかにしました。
「漢江自転車貸し出しシステム」は2000年3月1日から運営している漢江公園自転車レンタル店を改善し、市民の利便性の増進と運営効率性の向上を図る事業です。今回のパイロット事業では現在運営中の11公園12カ所のレンタル店のうち、汝矣島漢江公園2カ所、盤浦漢江公園1カ所、纛島漢江公園1カ所の計3公園4カ所をその対象としています。
漢江自転車貸し出しシステムは、交通手段としてのソウル市公共自転車とは異なり、基本的に余暇活動・観光のためのものです。また、今回のパイロット事業では電子的認証手段(携帯電話、信用情報機関による認証など)を活用し、多様な決済手段(クレジットカード、交通カード、現金など)を支援するほか、RFIDカードによって料金を自動算定し、レンタル店の運営状況(貸し出し台数、売上高など)をリアルタイムで集計する計画です。