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プレスリリース

  • ソウル市、19~24歳の青年15万人に公共交通費給付…1年間最大10万ウォンまで

  • プレスリリース SMG 233
    • 経済的自立はできていないものの、公共交通割引対象ではなくなった20代前半が対象
    • 実際使った交通費の20%を公共交通機関で利用可能な交通マイレージとして還元
    • 3月28日(火)~5月31日(水)の2カ月間「青年モンタン情報通」にて普段から使っていたカードで申し込み
    • 大人になって初めて出会うソウルの青年向け政策、個人型青年政策の情報も提供

    ソウル市は、3月28日から5月31日まで「2023年 青年公共交通費支援事業」の参加者を募集する。ソウルに住んでいる19~24歳の青年であれば、誰もが青年モンタン情報通(youth.seoul.go.kr)にて申し込みできる。

    「青年公共交通費支援事業」は、大人になったばかりで経済的に自立できていないものの、青少年向け割引が受けられなくなった20代前半の青年に公共交通費の一部を交通マイレージに還元する政策だ。勉強・バイトなどで公共交通機関を頻繁に利用する青年が交通費の負担により様々なチャンスを諦めることがないよう、昨年から始めた政策である。

    「青少年基本法」上の青少年の範囲は19~24歳であるにも関わらず、「青少年福祉支援法施行令」では公共交通機関の利用による交通費割引の範囲を9~18歳に定めており、大人になると公共交通費が市内バス料金基準720ウォンから1,200ウォンへと67%高くなる。

    青年公共交通費支援事業は、青年が実際に使った交通費に比例してマイレージを還元する事業で、公共交通機関の利用回数が多い青年が恩恵を受けられる生活密着型の支援事業である。

    施行初年度だった22年には計152,015人が申し込み、136,028人に一人当たり平均7万4千ウォンを給付した。これはソウル市内バスの基本料金基準、毎月5回、年60回利用可能な金額だ。

    市は今年も市費150億ウォンを投じ、19~24歳の青年15万人を支援する予定だ。ソウル市の一つの青年政策としては支援対象が最も多く、また同時に、大人になって初めて出会う政策としてより多くの青年が幅広く体感できるよう、知名度を上げていく計画だ。

    23年「青年公共交通費支援事業」の対象は、申請日を基準にソウルに住んでいる19~24歳の青年だ。ソウル市青年手当、ソウル市妊産婦交通費支援事業、雇用労働府の国民就職支援制度など、類似事業に参加している青年は対象外となる。

    事業に申し込むために別途交通カードを作る必要はなく、使っているカードで申し込める。

    (*協約締結カード会社:T-money、BCカード、Samsungカード、Shinhanカード、Wooriカード、Hanaカード、Hyundaiカード、KB国民カード)

    最終的に選定された青年には、交通カードで実際に使った交通費の20%(年間最大10万ウォン限度)を上・下半期の年2回交通マイレージの形で還元する。申し込み方法、マイレージ支給方式などの詳しい内容は青年モンタン情報通の「よくある質問(FAQ)」で確認できる。また、「お問い合わせ(Q&A)」にて気になる点も直接問い合わせ可能だ。

    なお、市は公共交通費だけでなく、青年個々人に必要な個人型の青年政策に関する情報も提供する。公共交通費の支援を申し込む際に「青年モンタン情報通」にて興味のある情報を設定しておくと、それをもとに市が推進している5つの分野(雇用、教育・文化、福祉・生活、参加・空間)における54の事業を適時にお知らせし、本人に必要な政策を知らなかったり、時期を逃してしまったりすることを未然に防ぐ狙いだ。

    ソウル市のキム・チョルヒ未来青年企画団長は「社会に第一歩を踏み出したばかりの19~24歳の青年は、行ってみたいところ、やってみたいことが人生で最も多いダイナミックな世代だ。公共交通費支援事業が単純に交通費を支援するのではなく、青年たちの目と足になり、世の中で多彩な経験ができる機会を与える、意義深い政策になってほしい」と述べた。

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