2019年12月からソウル都心におけるハニャン(漢陽)都城の内部エリアは、環境にやさしいバスや公共自転車、ナヌムカーを最も積極的に活用するとともに、大気汚染物質を排出する車両は進入できない環境にやさしい「グリーン交通エリア」に変身する。
ソウル市は12月1日(日)から、四大門の内部の「グリーン交通エリア」において、公害を誘発する5等級車両の進入禁止制度を本格的に実施する。毎日午前6時から21時までの間、低公害措置を行っていないすべての5等級車両が「グリーン交通エリア」に進入しようとする場合、過料25万ウォンを科する。
「グリーン交通エリア」への運行制限は、ソウル都心で自動車から排出される大気汚染物質を減らすとともに交通量を抑制し、持続可能なソウルの交通環境を切り開くための制度。ソウル市は今回の過料のような厳しい措置を通じて、ソウル市が車中心から人中心の交通環境に生まれ変わることを期待している。
また、韓国で初めて実施される「グリーン交通エリア」運行制限及び過料制度が、首都圏全域の低公害に関する措置を拡大するものと予想している。この対策を通じて「グリーン交通エリア」から5等級車両の姿が完全に消えるときには、「グリーン交通エリア」における大気汚染物質の排出量15.6%削減できると分析している。
ソウル市は、一部車両の運行制限が市民の交通に不便をもたらすことがないよう「グリーン交通エリア」において環境にやさしいバス・自転車・ナヌムカーを積極的に活用する「環境にやさしいグリーン交通活性化対策」も実施する計画だ。