新型コロナウイルスの長期化により非対面社会に拍車がかかり、これを受けてメタバースやブロックチェーンなどの第4次産業技術も急速に発展している。ソウル市は、ICT関連のグローバル都市及び、企業、学界、専門家などのデジタルリーダーを韓国内外から集め、一緒に知識や技術、ノウハウなどを共有しながら未来のソウルの青写真を描いてみる意見交換の場をオンライン上にて設ける。
ソウル市は12日(火)~19日(火)、「非対面社会と前倒しになった未来」をテーマに、オンライン上で「2021ソウルスマートシティウィーク」を開催する。ソウル市は、グローバルデジタル首都・ソウルの存在感をさらに高め、第4次産業革命の中心的な技術を議題としてソウル市、企業、海外都市間での協力方法について模索するため、2016年より「ソウルデジタルサミット」を開催している。2020年からは名称を「ソウルスマートシティ・リーダーズフォーラム」に改め、会議をオンライン・無観衆に切り替えた。
今年2021年には、イベントを開催するにあたって第4次産業技術の大衆化にフォーカスを置き、講演、フォーラム、座談会など合計14のプログラムを設けた。専門家だけでなく、デジタル文明に慣れ親しんでいるMZ世代をはじめ、年齢や性別を問わず誰でも手軽にかつ興味深く関連内容にアクセスできるようにするためである。
メタバースのプラットフォームを活用した新発想の座談会も披露する。オ・セフン(呉世勲)ソウル市長が初めてとなるアバター出席を行い、市民に歓迎の辞を述べる予定だ。講演者、市民の観衆もみな、それぞれの居場所に居ながらにしてアバターを利用してアクセスする。
ソウル市は、今回のイベントによりたくさんの市民の関心と参加を促すことができるよう、12日(火)から26日(火)までSNSを活用して「234イベント」を実施する。講演の映像等をスクリーンショットとして個人のSNSなどに投稿したり、メタバース座談会の際に質問を送ると、推薦を通じてさまざまな景品を提供するというものだ。
ソウル市長のアバター及びメタバースプラットフォームの画面イメージ
ソウル市長のアバター及びメタバースプラットフォームの画面イメージ
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