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都市建築ニュース

  • ソウル市、街路灯・信号機・公衆Wi-Fi・防犯カメラをひとつに…「スマートポール」26基を構築

  • ソウル市総合ニュース SMG 948
    ソウル市は、ソウル広場、スンニェムン(崇礼門)、チョンゲチョン(清渓川)一帯など6か所に26基の「スマートポール」を構築した。 「ソウル市スマートポール(S-Pole)」とは、道路附属物(信号機・街路灯・防犯カメラ・保安灯等)の本来の機能のほかに、公衆Wi-Fi、AI防犯カメラ、モノのインターネット(IoT)、スマート横断歩道等のスマート都市技術を融合・適用した多機能ポールのことで、地域のインフラとして進化したモデルである。今後これは、都市の美観を高めるとともに市民の安全を守り福祉・便益を図る役割を果たす。 今回設置されたスマートポールには、設置場所の特性に合わせた機能が搭載された。例えば、大勢の人が集まるソウル広場には無料公衆Wi-Fi「カチオン」が、スンニェムン(崇礼門)には文化財の情報が得られるQRコードが、市民がよく利用する散策路であるチュンナンチョン(中浪川)周辺のソンジョン(松亭)堤防道等には市民の安全を守る映像非常ベルを設置した。 またソウル市は、スマートポールの設置範囲を拡大する一方、年末にはスマートポールの機能を高度化する試験事業を推進する。「スマートポール機能高度化試験事業」とは、従来の機種になかったドローンや電気自動車の充電機能等を搭載した発展モデルをつくる事業のこと。スマートポールの最上部にドローンステーションを設置してドローンが着地して充電できるようにしたり、管制センターにデータを送って災害監視・人命救助などにも活用する。さらに駐停車監視機能なども加える予定だ。 ソウル市は、スマートポールの設置により、各施設物統合による都市美観の改善、交換時期を迎えた道路附属物活用による交換費用の節減、施設物の安全確保などの設置効果があるものと期待している。
    ソウル市、街路灯・信号機・公衆Wi-Fi・防犯カメラをひとつに…「スマートポール」26基を構築
    設置前 設置後
    設置前 設置後
    スマートポールが提供する機能
    スマートポールが提供する機能
    S-DoT(Smart Seoul Data of Things) – 温度・湿度・PM2.5など17種類の都市現象を確認
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