ソウル市は省エネルギー型モデルのマンション団地を指定することにより、ソウル全域のマンションにおけるエネルギー効率化に取り組む基盤を設けると発表した。
ソウル市は共同住宅分野における「住宅エネルギー効率化事業」を活性化させるため、テリムI&S㈱の技術とサービスのノウハウを活かしたモデル団地を指定し、住宅エネルギー効率の改善を行うための業務協約を締結した。
今回の協約により、テリムI&S㈱は、モデル団地全般に対するエネルギー効率の診断を実施し、高効率エネルギー施設へと改善をはかっていく。同時に、住民の満足度調査を行い、モデル団地造成による結果をソウル市に報告することになる。
ソウル市は、モデル団地の省エネ効果と住民の満足度を総合して実用モデルを提示する。それによって、共同住宅分野における住宅エネルギー効率化事業を活性化させる計画である。
ソウル市は、「今回の省エネ型モデルのマンション団地指定が、エネルギーの無駄を防ぐとともに使用の効率を高め、ソウル市の建物すべてに『エネルギー効率改善事業』が拡大していくきっかけになると期待している」と発表した。