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  • ソウル市、災害現場で活躍予定の新米119救助犬「クグ」を本格的に現場に投入

  • ソウル市総合ニュース SMG 936

    クグ

    災害現場で活躍予定の新米119救助犬「クグ」が、119特殊救助団に配置を受け、本格的に現場に投入されるようになった。消防災難本部によると、「クグ」は、2015年12月から人命救助現場に投入され2022年に引退した先任の119救助犬「ピホ」の空席を埋めることとなる。

    「クグ」(ラブラドールレトリバー、2020年2月10日生まれ)は、119救助犬専門訓練課程を修了しており、国家公認複合任務(山岳+災難)1級資格を取得している。消防庁中央119救助本部にて実施された専門訓練課程を通じて山岳捜索の実習、災害崩壊捜索の実習など、災害現場の人命救助に必須の技術を学んだ。新米救助犬と共に行動するハンドラー(救助隊員)1名も専門訓練課程に参加して、パートナーシップ訓練を受けた。

    新米119救助犬は、救助隊員が立ち入ることのできない崩壊・埋没現場、昼・夜間の山岳事故現場に投入され、人命捜索任務を負うこととなる。

    ソウル特別市の119特殊救助団は、「クグ」を含め「テヤン」「テジュ」と合計3匹の119救助犬を保有・運用している。

    直近の3年間において、119救助犬は各種災害現場に221件出動し、64名の救助対象者を発見・救助している。この中では山岳事故の救助活動が185件と、全出動件の83.7%を占めている。

    主な救助活動としては、チョンノ(鍾路)区ナグォン(楽園)商店街の建物崩壊事故(2017年1月)、ソンブク(城北)区の工事現場崩壊事故(2021年5月)、ヤンジュ(楊州)市産業事業所崩壊現場(2022年1月)など各種大型災害現場に投入され、人命救助活動に貢献している。

    新たにファミリーとなった「クグ」もまた、今後災害の現場で大活躍をすることが期待される。