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プレスリリース

  • ソウル市、気候変動対応に向けた「ビーガンライフスタイル」を普及

  • プレスリリース SMG 204
    • ビーガンライフシェア・コメントイベントなど、低炭素な食生活キャンペーンを実施
    • ビーガンスタートアップの起業・育成をサポート、7月開催予定のビーガンフェアに参加し「ソウルビーガンライフスタイル体験館」展開
    • ソウル市庁舎の職員食堂で代替肉を使ったサンドイッチなどビーガンメニュー提供、生ごみの減量に向けたAIフーズスキャナー導入

    最近、エコやエシカル消費への関心が高まり「ゼロウェイスト」「ビーガン」など、日常場面で実践するひとが増えつつある中、ソウル市が低炭素な食生活を通じて気候変動に対応する「ビーガンライフスタイル」の普及に積極的に乗り出す。

    「ビーガン」は、もともと食生活に関する概念であったものの、最近は動物の ¥皮革や毛などを使った衣類や動物実験を行った化粧品を使わないといった意味で、ファッション・ビューティーにまで広がり一つのライフスタイルとして定着している。

    国際連合食糧農業機関(FAO)が昨年11月、第26回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)にてまとめた報告書によると、2019年基準、農業・食糧分野で発生している温暖化ガスが全体の31%を占めていた。

    <ビーガンライフスタイル普及に向けたキャンペーン実施>

    ソウル市はまず、市民になじみのない「ビーガンライフ」への理解を深めるためのキャンペーンを行う。

    市は、7月の1か月間、ビーガンライフシェア・コメントイベントなど市民参加型イベントを開催する。またソウルグルメウィーク(9.30.~10.6.)、ビーガンの日(10.1.)などの行事を活用し、低炭素な食生活の実践を呼び掛けるキャンペンを企画している。

    特に、ソウルグルメウィークでは、国内外の食の専門家がおすすめする「菜食50選ガイド」を発刊し、多彩で差別化された韓国の菜食文化を国内外に広く発信するコンテンツとして積極的に活用する予定だ。

    <ビーガンスタートアップをサポート>

    ビーガン産業育成にも力を入れる。ビーガンスタートアップの起業支援やビーガンフェアを開催することで、ビーガン産業の裾野を広げ、持続可能な発展を図る。

    なお、7月8日(金)から10日(日)までCOEXで開催される「コリアビーガンフェア2022」で「ソウルビーガンライフスタイル体験館」を運営する。

    <公共機関における事例>

    市は、今年4月から職員を対象に 代替肉を使った様々なメニューを月1回提供している。他にも「AIフーズスキャナー」を導入し、生ごみの減量にも注力している。

    市はこれからも低炭素な食生活の重要性や献立、レシピなどを共有し、事業所・自治区の職員食堂で週1回以上ビーガンメニューを提供するように促す。市庁舎では、職員の満足度を踏まえビーガンメニューの提供回数を増やすことを検討する。

    ソウル市のユ・ヨンシク気候環境本部長は、「ソウル市は、身近なところから地球と環境を守ることができるように様々な活動を展開していきたい」とし、「日常場面でカーボンフットプリントの低減に参加していただきたい」と述べた。

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