ソウル市はベンチ・ゴミ箱・フェンスなど韓国の優秀な公共施設を対象に2019年下半期「第23回ソウル優秀公共デザイン認証制」を実施する。優秀公共デザイン認証制は美学的・機能的・社会的に価値のある公共施設をソウル市が認証するという制度で、2019年8月5日からホームページを通じて受け付けを開始する。
ソウル市は都市景観を総合的かつ体系的に改善・管理するため、「ソウル優秀公共デザイン認証制」を通じて安全かつ快適な都市づくりを実現する公共デザインを発掘している。2009年から現在まで年間2回(上・下半期)計22回にわたり行われ、1,146点の製品を「ソウル優秀公共デザイン」として認証した。
認証制の対象となる製品は、ベンチ・ゴミ箱・サイクルステーションなどすでに設置されている公共施設または設置予定の試作品計19点。認証を受けた製品には公共デザイン振興委員会の審議免除、市・自治区及び傘下機関を対象にした広報などの特典が与えられる。「ソウル優秀公共デザイン」に選ばれた作品には2年間の認証マーク使用権が与えられ、市・自治区及び傘下機関からデザインを発注する際に必ず通過しなければならない「公共デザイン振興委員会」の審議が免除される。さらに認証制ホームページ内での製品広報、自治区や傘下機関への広報パンフレット配布などの特典も与えられる。
申し込みは2019年8月5日から8月9日までの5日間、ソウル優秀公共デザインホームページ(
sgpd.seoul.go.kr)にて受け付ける。その後、8月19日(月)から第1次オンライン・オフライン書類審査を開始、第2次現物審査を経て、最終的に「公共デザイン振興委員会」の審議を経る。選定された製品は2019年11月中に発表する予定。