ソウル市は8月16日から28日までの13日間、「環境問題と生命の価値」というテーマのもと、「第1回ソウル国際環境演劇祭」をYouTubeで開催する。
今回の演劇祭は、フランス、香港、台湾などの都市と韓国から17の公演団体が参加し、それぞれの地域が抱えている環境問題を知らせつつ、生態の芸術による交流を行うという、韓国唯一のエコ公演芸術祭である。
「2021ソウル国際環境演劇祭」には、招待作品である海外公演団の優れた作品3本に加え、韓国の若いアーティストより公募した作品を合わせた計18本の作品を無料で上映する。
ソウル市、国際環境演劇祭を開催することで、地球規模の気候危機について広く知らせる
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Spice Road |
The Whisper of the Wave |
The Red Macanuda |
海外招待作品のうち、最も多くの国が参加した作品「spice road」は、限られた資源と生態環境問題、普遍的な人間の経験などをテーマに、9か国のアーティストらが参加して制作された作品である。
韓国の作品としては、アップサイクル人形劇など、若手アーティストらの16本の作品を披露する。
今回の演劇祭は、オンライン公演のメリットを活かし、公演が行われている間、観客はアーティストとリアルタイムで対話することができる。またアーティストの公演だけでなく、市民が参加して野外劇を作りあげる共同体芸術公演作業も行われる。これは市民とアーティストらが共同で人形や仮面、衣装などを制作して演劇公演を準備するもので、演劇祭の閉幕公演として披露される予定だ。