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都市建築ニュース

  • ソウル市、公衆トイレに「ユニバーサルデザイン」を取り入れる

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,723
    ソウル市内の公衆トイレが、高齢者、障害者、乳幼児連れの保護者、外国人などすべての住民が安全かつ便利に利用できるように「ユニバーサルデザイン」化される。 ソウル市およびソウル市ユニバーサルデザインセンターは、洞住民センター3か所(▴クロ2ドン(九老2洞) ▴シンジョン3ドン(新亭3洞) ▴マンウォン2ドン(望遠2洞))を選定し、老朽化した公衆トイレに対するリモデリングを完了した。 出入り口には男性用・女性用、多目的トイレであることを示す大きなピクトグラムを貼り、視力の低下している者や外国人でもトイレを簡単に見つけることができるようにした。荷物を持っている利用者や赤ちゃん連れの利用者も楽に出入りできるよう自動ドアに交換し、新型コロナウイルスの感染や衛生に配慮して足でボタンを押して開ける「フットスイッチ」を設置した。男性トイレにもベビーチェアとおむつ交換台を設置し、おむつ交換台の下には子どもが寒くないようにヒーターを設置した。 外国人利用者が多いクロ2ドン(九老2洞)住民センターでは、韓国語がわからなくても理解できるピクトグラム案内標識を設置し、子ども連れの利用者が多いシンジョン3ドン(新亭3洞)住民センターでは、子ども用利便施設を補強するなど対象地ごとの特性に考慮しての施設改善も行われた。 この他にも、盗撮を予防するために個室の間の仕切り壁は上下が塞がった構造を適用した。多目的トイレには非常ベルを壁の低い位置、おむつ交換台の隣など複数設置し、転んだり突然倒れたりした場合など、いかなる状況でも助けを求めることができるようにした。
    ソウル市、公衆トイレに「ユニバーサルデザイン」を取り入れる
      改善前 改善後
    案内標識 改善 改善前 改善後
    – 誰でも利用しやすいように動線を改善 – 高齢者、視力低下者、外国人にもわかりやすい案内標識を適用
    安全施設、 利便施設 改善 改善前 改善後
    改善前 改善後
    – 誰でも安全に使用できる手すり、複数の非常ベル、ベビーチェアなどを改善 – 利用施設と区別しやすいようにコントラストが強く視認しやすい色を適用
    出入り口 改善 改善前 改善後
    – 出入り口を様々な利用者が便利に使用できるよう自動ドアに改善 – 衛生に配慮して足で開閉できる自動ドア開閉ボタンを追加(クロ2ドン(九老2洞)住民センター)
    ヒーター付き おむつ交換台 設置 改善前 改善後
    – 乳幼児連れの利用者の利便性に配慮しておむつ交換台を改善 – 子どもが情緒的に安心できるように、ヒーター付きおむつ交換ブースを設置(シンジョン3ドン(新亭3洞)住民センター)