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プレスリリース

  • ソウル市、人の流れの多いCOEX・テヘラン路に自動運転デリバリーロボットの実証拠点

  • プレスリリース SMG 205
    • 2年間、COEX~貿易センターオフィス(室内デリバリーロボット)、テヘラン路の飲食店~オフィス(屋外デリバリーロボット)
    • ソウル市・優雅な兄弟たち(デリバリーアプリ)・LG電子・WTCソウル・韓国国土情報公社・江南区の6機関が参加
    • ロボット普及都市「ソウル」を目指して、規制緩和・水西(スソ)ロボットクラスター組成など、生態系を活性化

    韓国で最も「サービスロボット」への需要の高いソウル都心で、自動運転デリバリーロボットの実証事業が行われる。一人世帯の増加、デリバリーサービスの急拡大など、ライフスタイルの変化に応じてロボットが浸透しやすい環境や公共インフラを整備したい狙いだ。

    ソウル市は、市民の日常にロボットを普及させるために水西にロボットクラスター組成、R&D支援、ロボットアカデミーにおける人材教育など様々なロボット産業復興策を進めている。今回の実証事業は、新型コロナ以降、需要が急増した「デリバリー」分野における自動運転デリバリーロボット実証事業で、COEXとテヘラン路を行き来するデリバリーロボットサービスを開始することで、市民とロボットの接点んを増やし、体験できるようにする一方、技術力も引き上げる計画だ。

    「自動運転デリバリーロボット実証事業」事業は、22年6月から23年11月まで、18ヶ月間行われる。まず、22年6月からCOEXにある飲食店と貿易センタービルのオフィス入口の間を行き来する室内デリバリーロボットの実証事業が行われる。23年にはテヘラン路にある飲食店からオフィスロビーまでの区間で屋外デリバリーロボットの実証事業を実施する。実証事業期間中、3種、11台の自動運転デリバリーロボットが投入される。

    料理を運ぶサービングロボット デリプレート 室内デリバリーロボット デリタワー 室内屋外デリバリーロボット デリドライブ
    実証事業が行われるCOEXとテヘラン路は、従業員が3万3千人、訪問客数が年間4千万人以上となる大規模な業務・複合商業施設であるため、ロボット実証事業をするにあたって最適とされる場所だ。

    市は、人の流れが多く、デリバリーロボットへの需要が高い実際の環境における実証データーを確保し、それをもとにロボットの運用基準と個人情報保護方針を設けるなど、規制緩和を推進する。特に、「デリバリーロボットの歩道通行」を許可するために、屋外走行ロボットの安全性基準について政府と積極的に話し合う予定だ。

    屋外デリバリーロボット 関連規制 主管部署(課) 完了日程 進行状況
    歩道通行許可 警察庁 (交通企画課) 2025 ↓ 2023 規制のサンドボックス制度を活用して、安全性検証・基準策定 (21~22年、ロボット振興院) *歩道・横断歩道通行許可は、当初の計画 (25年)より前倒した23年までに完了予定
    産業部 (機械ロボット航空課)
    市は、今回の実証事業を通じて参加企業には室内・屋外デリバリーロボット製品とサービスにおける改善点の洗い出しを、またソウル市など公共機関には、室内と屋外での第5世代通信規格(5G)基盤統合管制システムとロボットサービス提供に向けた室内デジタルアドレスマップの効率的な構築・運営を期待している。

     ソウル市のファン・ボヨン経済政策室長は、「これまでロボットの普及や拡大に向けた様々な実証事業が行われてきたが、今回のCOEX―テヘラン路のように多くの市民が訪れる大規模な空間における実証事業は初めてだ」とし、「ソウル市は今回の実証事業を機に、一人世帯、在宅勤務などライフスタイルの変化に応じた都心型ロボットサービスの公共インフラを拡充し、世界的に競争の激しいロボット市場を先取りするために水西クラスターを組成するなど、ロボットが浸透しやすい環境を整備していきたい」と述べた。

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