「ハンガン(漢江)公園に、RMの森を見に来ました！」

スターとファンクラブの寄付により造成されたハンガン(漢江)スターの森が、韓国内外のK-POPファンより観光コースとして愛されている。ソウル市は、韓国文化の人気が世界的に高まっていることを受けて、韓流スターなどファンクラブの寄付が増えることを予想し、2023年春よりナンジ(蘭芝)ハンガン(漢江)公園に1万㎡規模の「スターの森」が造成されるよう、積極的に支援する計画を発表した。

スターの名前で木を植える「スターの森」は、2019年から現在に至るまで、ハンガン(漢江)公園の合計9か所に造成されている。「ハンガン(漢江)市民の森」とは、一般市民、企業、団体、ファンクラブなどが木を植えたいと申請した場合に、ソウル市が場所を提供するとともにスコップ、軍手、肥料、水などの必要な道具や装置を支援する事業であり、現在までに合計588か所に18万本の木を植えている。

BTSの森は、各メンバーの誕生日を記念して世界中のファンから集まった寄付金により造成されたもので、現在までに約3千9百本の木が植えられ、ハンガン(漢江)公園をより緑豊かな場所にしている。

ハンガン(漢江)公園「スターの森」造成に協力してきたソウル環境連合は、「ファンは、気候危機是正のための行動が必要であるというスターの善なる影響力に後押しされ、『スターがそうであるように、地球もまたオンリーワンであり替えがきかない』という考えのもと自発的に寄付し、行動している」と、活動の趣旨について語った。

ハンガン(漢江)事業本部は、「スターの森」が環境保全及び気候変動対応などの善なる影響力を実践するファン文化であることに共感し、このようなファン文化がより普及することができるよう、スターの森の造成を積極的に支援する計画だ。

ハンガン(漢江)スターの森が、気候危機の認識及び行動の普及に一助するだけでなく、韓国内外の観光客にとって必須の訪問コースとなれることを期待している。