ソウル市は、チョンワデ(青瓦台)の開放と連携して、訪問客や地元住民の利便性を考え、「歩行者天国」を新たに導入する。チョンワデ(青瓦台)は5月10日、74年ぶりに門戸を開いて一般の観覧客の入場を許可しており、チョンワデ(青瓦台)からプガクサン(北岳山)につながる登山路も全面的に開放した。
ソウル市は、今後さらに内部の開放が行われた場合、近隣への訪問客がますます増加すると予想し、「チョンワデロ(青瓦台路)・イヌァンサンロ(仁王山路)歩行者天国」を推進する。
政府による国民の休息所というチョンワデ(青瓦台)開放の趣旨にも相応しく、文化的・歴史的意味合いをも追加して市民が楽しむことのできる都心の中の歩行空間を広げていくことを決定した。
まずは5月28日(土)から6月26日(日)まで、ヨンビンムン(迎賓門)からチュンチュムン(春秋門)まで週末・祝日に12回をテスト運営する予定で、将来的に定例運営を可能とすることを目指して推進する。
また、チョンワデロ(青瓦台路)区間では車両を統制して交通警察や模範運転者を配置することで歩行者天国を運営する週末・祝日12時から18時まで駐韓ブラジル大使館~チュンチュムン(春秋門)の上り区間を統制する。都心循環バス01番もヒョジャドン(孝子洞)噴水台からソチョン(西村)方向に迂回する。
小規模なストリートパフォーマンスやフォトゾーンなども造成され、ストリートパフォーマンス、音楽の演奏会、フォトゾーンなど多彩なイベントが開催される。
「イヌァンサンロ(仁王山路)」も5月、歩行者天国をテスト運営する。「5月22日(日)・29日(日)の2日を予定しており、
虎の銅像からユン・ドンジュ(尹東柱)詩人の丘までの区間を8~12時まで歩行者天国としてテスト運営する。
登山路を訪問する市民は植物生態の観察、登山路コースを楽しみイヌァンサン(仁王山)の頂上まで多彩な歴史、文化スポットを歩いて訪問できるようになる。
ソウル市は、チョンワデが国民のもとに戻ってきたのをきっかけに、より多くの市民が快適かつ安全に訪問できるよう多彩な支援を惜しまない計画である。
添付 1.
<チョンワデロ(青瓦台路)歩行者天国運営予定区間>
<イヌァンサンロ(仁王山路)歩行者天国運営予定区間>