新型コロナウイルス感染症により、非対面・オンラインビジネスがブームとなっている中、ソウル市は360度3D立体撮影設備を備えた「V-コマース(video commerce)スタジオ」をファッション分野の小商工人たちのために無料で開放する。
ソウル市は、2020年7月のテストオープン後、6か月で約2,200企業が利用するほど人気が高い「V-コマーススタジオ」に、360度3D立体撮影設備を新しく導入して本格的な運営を開始した。
360度3D立体撮影設備は、ディテールが重要なファッション製品の材質やカラーなどを、実物とほぼ同一な状態で撮影可能な高級設備だ。ソウル市は、新型コロナウイルス感染症の局面で、新しく非対面・オンライン方式への切り替えを余儀なくされたファッション分野の小商工人のため、果敢に投資して設備を用意した。
スタジオは計150坪で、360度3D撮影専用スタジオと大型・小型スタジオなど計5つのスタジオで構成されており、写真撮影と補正をサポートする専門スタッフも常駐している。中央ホールには大型LEDモニターやフィッティングルーム、パウダールームもあり、ライブコマースを行うのに最適な場所となっている。
ソウル所在のファッションブランド事業者ならば誰でも利用可能であり、「V-コマーススタジオ」のホームページで先着順に事前予約をすることで、スタジオを利用できる。
ソウル市、「V-コマーススタジオ」をファッション企業に無料開放
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