共同体が復活する住民参加型の村を中心とする都市計画を実現するための、「ソウル型都市再生活性化」事業の第2段階が推進する。「ソウル型都市再生活性化」事業の2段階目に最終選定された地域には、5年間100億から最大500億ウォンまで公共支援が提供される。去る2015年に事業の第1段階として対象地域に最終選定されたソウル駅の一帯やセウン(世運)商店街、ナグォン(楽園)商店街など、ソウル市内の13ヶ所では都市再生事業が既に行われている。
ソウル市は、今回始めて「ソウル型都市再生活性化」事業の2段階に「事前準備段階」を導入し、公募から対象地域の最終選定までの約1年間、住民たちが共同体として活動するための力量を強化し、それを評価する過程を先行することにした。
候補地の選定については、都市再生による波及範囲により、▴経済基盤型、▴近隣再生中心市街地型、▴近隣再生一般型の3つの類型に区分して行う。
「経済基盤型」については、鉄道施設など都市および国家次元の核心施設がある地域を選定し、地域競争力を育てる方向で事業を進行する。「近隣再生中心市街地型」については、商業および歴史・文化・観光中心地の活性化を目指す。「経済基盤型」と「近隣再生中心市街地型」事業の候補地は、自治区の提案を受けて選定する予定であり、その後ソウル市は様々な都市再生アイディアを発掘するための市民公募など、公開公論の過程を経て再生の必要性に対する市民たちの共感を形成する計画である。
「近隣再生一般型」については、住居環境が老朽しているか、もしくは路地商店街が衰退している地域を中心として候補地を選定する。まず住民公募を通して20ヶ所の希望地を選出し、地域議題の発掘、公募事業の施行など、住民力量強化プログラムを実施した後、都市再生活性化の対象地域を選定する計画である。