ソウル市は、2022年の「FCソウル・ジュニアサッカー教室」に参加を希望する子供93名を募集する。対象となるのは、ソウル市在住の多文化家庭の子供である満5歳~12歳の子供である。5月から11月末にかけて、13のグラウンドで毎週1回(1回につき50分または80分)の教育が実施される。
ソウル市とFCソウルは、多文化家庭の健康な成長の支援及び社会的統合を高めるべく、2013年より「多文化・一般家庭の子供が共に楽しむジュニアサッカー教室」を官民協力事業として運営してきた。
サッカー教室への参加を希望する多文化家庭は、ソウル市多文化家庭ホームページ「ハンウルタリ(
https://www.mcfamily.or.kr)」に会員登録を行ってから申し込むことができる。ホームページから申し込み完了後1週間以内に、必ず担当者のメールアドレス宛に証明書類を提出する必要があり、選抜された児童にはFCソウルから直接個別に連絡して具体的な日程について案内する予定だ。
いっぽうソウル市は、外国人住民のコミュニティ活動や文化イベントを活性化させると同時に、市民に多彩な世界文化体験の機会を提供することを目標に、「2022年外国人住民コミュニティ文化イベント支援事業」についても公募を行う。事業費は合計3千万ウォンであり、選定されたイベントには最大で500万ウォンまで支援を行う。
支援の対象となるのは、2022年6月から11月までの間に外国人住民のコミュニティ及び民間団体が開催する音楽、体育、グルメ、衣装、展示、大会など、韓国人・外国人住民の文化交流イベントであるものだ。
外国人住民コミュニティ文化イベント支援事業の募集に対する詳細及び申し込み方法は、外国人ポータル(
www.global.seoul.go.kr)またはハンウルタリ(
www.mcfamily.or.kr)ホームページから確認することができる。