ソウル市は、世界206か国から約1,300人が参加する「第26回国内オリンピック委員会連合(ANOC)総会」を18日(火)から21(金)にかけてCOEXコンベンションセンターにて大韓体育会と共同開催する。
ソウル市は、新型コロナウイルスのパンデミック後、国際スポーツの未来を議論する今回の総会を、「国際スポーツ都市」を目指した第一歩として位置付け、スポーツ外交のルートとして活用することで、大規模国際スポーツ大会を誘致するための土台作りに乗り出す。
18日(火)に開かれるANOC執行委員会を皮切りにし、19日(水)から20日(木)にかけて1・2次に分けて本会議が開催される。本会議では、国内オリンピック委員会連合(ANOC)の主な活動報告、次期オリンピック大会組織委員会の活動報告、国際スポーツ界の動向発表などが行われる。21日(金)には、国際スポーツ界における様々な懸案について意見交換を行うANOCワークショップが開かれる。
国内オリンピック委員会連合(ANOC)総会に先立ち、オ・セフン(呉世勲)市長は18日(火)、ソウルオリンピックパークテルにて開かれた「ソウルオリンピック・レガシーフォーラム」に参加し、「大規模国際スポーツ大会レガシーの継承・啓発に向けた業務協約」を締結した。
この協約締結式には、大規模な国際スポーツ大会を開催したソウル市、プサン(釜山)市、インチョン(仁川)市、カンウォンド(江原道)と、文化体育観光部、大会関連体育団体である国民体育振興公団、2018ピョンチャン(平昌)記念財団、2024カンウォン(江原)冬季ユースオリンピック組織委員会、大韓体育会、大韓障害者体育会が管理主体として参加し、大規模国際スポーツ大会が残した遺産の継承・啓発及び持続可能な発展に向けて協力することを約束した。
今回の国内オリンピック委員会連合(ANOC)総会とソウルオリンピック・レガシーフォーラムは、ソウルが国際スポーツ都市として躍進する第一歩となるとともに、ソウルのオリンピック・レガシーのビジョンを広く発信する機会になるものと期待される。