ソウル工芸博物館は、ポストコロナ時代に対応し、市民が安全かつ安定して工芸文化を共有できるよう、時や場所を問わず観覧可能なオンライン展示を開催する。(2月10日よりソウル工芸博物館 常設オンライン展示ホームページ及びモバイル版オープン、ソウル工芸博物館ホームページ:
https://craftmuseum.seoul.go.kr)
ソウル工芸博物館のオンライン展示は、博物館の常設展示6つを対象に3次元による仮想展示スペースを構築し、まるで本物のような360度VR体験展示となっている。
博物館のホームページ及びモバイル版ページから簡単に楽しむことが可能だ。
各機能を見てみると、展示のハイライトを見る、ミニチュアで見る、平面図で見る、VRで見る等、オンライン展示を利用する参加者自身が希望する形式を選択して様々な角度から展示を観覧することができるようになっている。それだけでなく、展示の序文、遺物の情報、映像資料など展示をより深く理解できる様々な資料を通じて、意義深い展示観覧が可能となるよう構成した。さらには、音声案内及び外国語(英語)サービスも併せて実装されており、視聴覚教育資料としても活用できるほか、外国人観覧客も気軽に体験することができる。
デジタル文化に慣れ親しみ、デジタルを使いこなすMZ世代の特長を考慮して、ソウル工芸博物館は展示により積極的に参加し、個人の好みに合わせて博物館のコンテンツを楽しめるよう、オンライン体験観覧も提供する。オンライン体験観覧は、観覧客自らがカスタマイズすることが可能な活動であり、参加者は博物館の代表的な遺物を活用したリソースデータを利用してデジタルグッズを作ることができるほか、ARフィルターを活用した写真撮影など、手軽かつ楽しくオンライン展示に参加することができる。
ソウル工芸博物館オンライン展示