乗ろうとしているバスがどの辺まで来ているのか、バス停の近くに病院はあるのか、時間が切羽詰っているときバスと地下鉄どちらに乗ったほうが速いのか。知りたい情報をまとめておしえてくれる、最先端のバス停がこのたび登場しました。
鍾路(チョンロ)1街~4街間のバス停4カ所に先端ICT技術を導入することで、生活に必要な気象・環境情報、交通情報などの提供、市民に役立つ便利な情報利用空間が登場しました。
ソウル市は、IT技術、気象・大気環境センサーなど、高度な技術が集約された「u-Shelter」を新たに設置し、バスを待つ人々に生活に密着した多様な情報を提供しています。「u-Shelter」はセンサー、カメラ、無線ネットワーク、ディスプレー装置などが設置された新しいスタイルのバス停です。これにより、地下鉄とともに代表的な大衆交通手段であるバスを利用する人々に、多様な情報が提供できるようになりました。
主な機能は、周辺商店街やその位置などをお知らせする周辺地図サービス、一つ前の停留所でのバスの発着を知らせる映像情報サービス、バス利用者に交通情報などを提供するIP-TV交通放送サービス、バスの現在地をお知らせする位置情報サービスなどです。
今回の事業は、国の中核戦略の一つである放送・通信融合技術とエコ・グリーンテクノロジーが実際の生活に適用された初めての事例です。ソウル市は、今後、鍾路1街~4街にだけ設置されている「U-Shelter」をさらに拡大し、より多くの市民に便利なサービスを提供する予定だと明らかにしました。