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プレスリリース

  • セウン商店街の印刷通り、「職人+青年+新技術」の産業再生で復活

  • プレスリリース SMG 1,655
    • – 28日「タシセウンプロジェクト」第2段階の着手式…2020年4月完成
    • – 「屋根のない印刷所」の印刷職人+青年創作者のデザイン…共存基盤を造成
    • – 入居空間、青年住宅、作業場などアンカー施設の新築、チンヤン・インヒョン商店街に拠点空間を造成
    • – セウン商店街全建物7件をつなぐ1キロの空中橋と歩行デッキ…ソウル南北歩行軸を完成

    デジタルメディアの登場により衰退の一途をたどっていたソウルのセウン商店街(チンヤン・インヒョン・サムプン商店)一帯の印刷通りが「創作印刷産業」の拠点として新しく生まれ変わる。印刷業一筋に歩んできた職人の技術と、デザイン、アイディア、材料、後加工、特殊印刷のような若手創作者の最近技術を結び付けるプロジェクトが始動する。ソウル市は、2017年6月、忠武路、乙支路一帯の約30万㎡を「印刷産業特定開発振興地区」に指定し、安全な作業環境と持続可能な成長を支援する「印刷産業振興計画」の策定を進めている。

    一人会社の作業場、サンプル作業室、教育施設などを集約した中核拠点の「印刷スマートアンカー」が建てられ、印刷関連スタートアップが入居できる新しい「メーカーズキューブ」も設置される。職住近接を実現することで青年コミュニティが自然に形成されるよう、青年住宅も400戸供給する計画だ。チンヤン商店には独立作家とセウン商店街一帯の印刷業者が協業できる空間や読者がその場で作品を購入できる空間を、インヒョン地下商店には印刷学校、工房、展示室といった空間がそれぞれ新設される。

    歩行者空間再生プロジェクトも実施される予定だ。産業再生によって生まれた活力を歩行ネットワークを利用して周辺地域に拡大させる考え。2017年9月、セウン商店街~チョンゲ・テリム商店が空中橋と歩行デッキでつながったことに続き、2020年にはテリム商店からサムプン商店を経て退渓路に接しているチンヤン商店に至るまで、セウン商店街の7件の建築物全てが約1キロの歩行路によってつながる。チョンミョから始まりセウン商店街を経て南山までつながるソウル南北歩行軸が完成されるのだ。

    ソウル市は、このような「タシセウンプロジェクト」の第2段階事業(サムプン商店~ホテルPJ~インヒョン・チンヤン商店)を、2020年4月の完成を目処に推進していくと発表した。

    セウン商店街の北側(セウン商店~チョンゲ・テリム商店)を従来の製造産業にデジタルデバイスを融合させた「創意製造産業革新地」に改造した「タシセウンプロジェクト」第1段階に続き、第2段階では、セウン商店街南側の歴史の長い印刷産業に最新技術力やデザインを融合させた「創作印刷産業」の中心地として大きく変貌を遂げることになる。

    セウン商店街の印刷通り、「職人+青年+新技術」の産業再生で復活

    <28日(火)、朴市長など約300人参加、「タシセウンプロジェクト」第2段階着手式>

    ソウル市は28日(火)午前10時、ホテルPJ(4階、カラジュームホール)でパク・ウォンスンソウル市長、チェ・チャンシク中区庁長、店舗所有者、商人、住民などおよそ300人が参加する中、「タシセウンプロジェクト」第2段階事業の着手式を執り行う。

    ① 創作印刷産業の活性化(産業再生)

    <印刷産業の没落、生え抜きの印刷職人+若手のデザイン・アイディアの共存基盤をつくる>

    まず、セウン商店街と印刷通りの競争力を強化する。このエリアの創作印刷産業のインフラを大幅に拡充し、町工場の環境改善や印刷産業育成を柱とした「印刷産業振興計画」を年内に策定し、市がその政策的実行力を担保する。

    創作印刷産業の中核を担う「印刷スマートアンカー」は、寄付採納された土地を活用し、技術研究・教育の空間はもちろん、展示・販売施設、共同装備室、青年住居空間まで集まった複合施設として造成される。創業と住居が結合した青年社会住宅も2020年までに約400戸の規模で供給される。

    ※「印刷スマートアンカー(印刷知識産業センター)」建立概要
    • – 場所:中区マルンネロギル85-5(セウン再整備促進地区6-3-4-区域内)
    • – 規模:地下6階~地上12階、延べ面積10,980㎡(敷地面積1,200㎡)
    • – 施設:印刷業者入居空間、シンプル作業室、駐車場など

    自身の作品を自ら出版・広報する独立作家と印刷業者を仲介し、独立出版物を集め展示・販売する「屋根のない印刷所、隣の本屋さん(チンヤン商店302号室)」は、ソウル市と中区が共同で造成し、27日オープンした。

    チンヤン・インヒョン商店内花屋の活性化も、この一帯の商店街活性化方策の一つとして推進される。3階の歩行デッキに花をテーマにした歩行路を設置し、ソウル市立大の園芸学科、花屋商人会、外部の専門家と協業し、花屋を活性化できるプログラムを設ける計画だ。

    ② ソウルの南北をつなぐ歩行ネットワーク(チョンミョ~セウン商店街~退渓路~南山)完成<インフラ再生>

    <セウン商店街の建物7件、計1キロ、空中橋と歩行デッキで連結、ソウル南北歩行軸が完成>

    第1段階事業でつながった3件の建物(セウン~チョンゲ・テリム商店)に続き、残りの建物まで延長することで計7件の建物全体が空中橋と歩行デッキでつながる。これにより、チョンミョから南山につながる歩行ネットワークが完成する。特に、以前は貨物自動車の駐車場として使われていたインヒョン・チンヤン商店3階のデッキは展望台や市民の憩いの場として造成される。

    歩行デッキの下部には、合計24のボックス型コンテナ「キューブ」が設置される(インヒョン・チンヤンに18個、サムプンに6個)。印刷・ガーデニング業関連スタートアップの入居空間(メーカーズキューブ)、展示館、工房、住民共同施設、トイレなど、商圏や地域の活性化に貢献する空間として運営される予定だ。

    一方、都市再生により50年ぶりに創意製造産業の革新地として生まれ変わった「タシセウンプロジェクト」第1段階区間では、新しい変化が芽生えつつある。

    技術職人と青年メーカが真空管オーディオの音質とブルートゥースの利便性を融合した「真空管ブルートゥーススピーカー」を共同制作し、ある青年起業家はセウン商店街の技術と素材だけで新しい3Dプリンターを開発した。メーカーズキューブの入居企業の「アナッツ(Anatz:3Dプリンターメーカー)」は、今年の年間売上は、入居当時より10倍以上増加すると見込んでいる。

    印刷産業の没落、生え抜きの印刷職人+若手のデザイン・アイディアの共存基盤をつくる
    DOCASSETTE(技術職人+芸術家のコラボ)DOCASSETTE
    (技術職人+芸術家のコラボ)
    真空管ブルートゥーススピーカー(技術職人+入居企業)真空管ブルートゥース
    スピーカー
    (技術職人+入居企業)
    アナッツ3Dプリンター(入居企業+セウン周辺地域)アナッツ3Dプリンター
    (入居企業+セウン周辺地域)
北村、 このように変わります北村は住居地域です観光客の立入制限