ソウル市は、「青年幸福プロジェクト」(2025ソウル青年総合計画)を23日(水)に発表した。
ソウル市は、300万ソウル青年のための投資を8.8倍へと大幅に増加させ、事業規模も従来の20から50へと2.5倍に拡大させる計画だ。
今回の総合計画は、こうした事柄を総合しながらもソウルの若者の大多数が感じる現実的な悩み、不便点、未来への不安などを軽減させることができるようアップグレードした。
特に、若者たちが自ら競争力を育み「跳躍」し、完全な経済的・社会的自立を成し遂げるための移行期において直面する不安から「救出」し、経済的な負担等により諦めることなくさまざまな「機会」を得ることができるよう、この3つの分野を中心とする総合計画を設計した。
「跳躍」分野においては、最も喫緊である若者の雇用問題に対し、第4次産業の人材養成所である「青年就業士官学校」を各圏域に10か所以上造成する。
「救出」分野においては、体系的な資産形成をサポートするソウル・ヤングテクと家賃支援対象などの人数を大幅に増やすことで支援を拡大する。
最後、「機会」の分野においては19歳~24歳の若者にかかる交通費の負担を軽くすることができるよう、4月から公共交通機関の利用料金のうち20%を交通マイレージとして積み立てる。
ソウル市は、青年政策を総括して調整するコントロールタワーである局単位の「未来青年企画団」を新設し、各政策領域において中心となる推進方向を設定し、2030若者世代が希望を持って暮らすことができる「青年ソウル」を作り上げるため、最大限の支援を行う計画だ。