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スマートシティ

「人間中心の先端技術、10月にソウルに集結」ついにベールを脱いだソウルスマートライフウィーク(SLW)

スマートシティニュース

2024/07/22 231

「人間中心の先端技術、10月にソウルに集結」ついにベールを脱いだソウルスマートライフウィーク(SLW)

ソウル市、10月10日から12日までCOEXで開催…展示会、授賞式、フォーラムを網羅した総合ICT博覧会 人間中心、「同行・魅力」の価値を掲げて差別化された展示会、3年以内に米CESのようなイベントへの発展目指す 未来都市と技術の発展に関するグローバルな議論の場、先導的な都市・ソウルの革新企業と交流・協力 ソウルが制定した「ソウルスマートシティ賞」授賞式、スマートシティ・ソウルのビジョンを世界に広める 単なる技術展ではなく、人間中心の価値と哲学が込められた先端技術を紹介する新しい形のICT博覧会がソウルで開催される。世界中の都市から人々がソウルに集まり、技術トレンドやアイデアを共有するとともに、革新的な技術が日常生活の中で実現されるスマートシティ・ソウルを体験することになる。 ソウル市は、第1回「ソウルスマートライフウィーク(SLW)」を10月10日(木)から12日(土)までの3日間、ソウルのCOEXで開催すると発表した。オ・セフン(呉世勲)市長は6カ月前の今年1月、米国の「CES2024」を訪れた際、「スマートライフウィークをうまく立ち上げ、3年以内にCESのようなイベントに発展させたい」と述べた。 *(2024年)スマートライフモデル都市⇒(2025年)スマートライフリーディング都市⇒(2026年)スマートライフハブ都市 イベント概要 ‣ イベント名:ソウルスマートライフウィーク(SLW; Smart Life Week) ‣ テーマ:ハイテクが変える都市生活の未来 ‣ 主催・主管:ソウル市・世界スマートシティ機構(WeGO)/ソウルデジタル財団 ‣ 期間・場所:2024年10月10日(木)~10月12日(土)/COEX ‣ スローガン:Human-Centric Tech, Connect to a Better Life (人間中心の技術、より良い暮らしにつながる) 「ソウルスマートライフウィーク(SLW)」のプログラムは大きく分けて▲展示館の運営、▲ソウルスマートシティ賞授賞式、▲国際フォーラム・会議で構成される。 SLW展示館の特徴は、海外都市の関係者と企業が直接対面する機会が得られるところにある。ソウル市はSLWに参加する海外都市の問題解決のためのプレ・ヒアリング(事前需要調査)を前もって実施し、ソリューションを持った企業を事前に募集する。選ばれた企業は、イベント当日、海外都市の市長と対面して、オーダーメイドのプレゼンを行う。都市と企業間の需要を1対1でマッチングするというこの画期的なプログラムは、SLWのアイデンティティを示すモデルケースといえる。 Presentation for Your City 海外都市を対象とした需要調査 ➡ 企業を対象とした募集公告 ➡ プログラムの準備 ➡ プログラムの運営 都市問題・解決課題に関する関心事項の調査 ソリューションを持った企業募集※興味のある都市ごとに申請 発表企業の確定・準備、都市と企業のマッチング 企業別に都市問題のソリューションについて発表 様々な国際フォーラムや会議も運営される。海外都市の市長が出席する「Mayorsフォーラム」などを通じて、世界のスマートシティの成果を共有する計画だ。 また、第2回「ソウルスマートシティ賞(Seoul Smart City Prize)」の授賞式も同時に開催される。「ソウルスマートシティ賞」は、ソウル市が世界スマートシティ機構(WeGO)と共に市政運営の理念である「弱者との同行」の価値を掲げ、都市の二極化問題の解消と包括的な成長を促進するスマートシティのビジョンを世界に広めるために、2022年9月に制定したもの。 SLWのメインステージにおいて国内外の都市の市長を含む150人が出席する中、人間中心・技術革新など計21部門の表彰が行われる予定だ。 □ホームページ(英語):https://www.slw.kr/eng/main.do 「ショールームの鳥瞰図」 「オンライン展示館」
ソウルのランドマークは?ハンガン(漢江)!…ソウル市「2023ソウルサーベイ」発表

スマートシティニュース

2024/05/14 629

ソウルのランドマークは?ハンガン(漢江)!…ソウル市「2023ソウルサーベイ」発表

ソウル市民2万世帯を対象に生活面をはじめとする様々な社会指標を調査した「ソウルサーベイ」の結果 ソウルのランドマークとしてソウル市民は「ハンガン(漢江)」を、外国人は「クァンファムン(光化門)広場」を選択…ソウルの魅力として「便利な交通機関」 「余暇生活の満足度」毎年小幅ながら上昇…60.6%が休息・余暇活動のために「公園」を利用 ソウル市民は「ハンガン(漢江)」を、ソウルに住む外国人は「クァンファムン(光化門)広場」をソウルのシンボル(以下、「ランドマーク(Landmark)」)として考えていることが分かった。さらに、ソウル市民は便利な交通機関や多様なグルメ、ショッピングを「ソウルの魅力」と考えていることが明らかになった。 ソウル市は2003年からソウル市民を対象に実施したアンケート調査に基づき、ソウルに必要な政策と事業を設計してソウル市民の生活の質と都市の国際競争力を高めるために毎年政策評価の指標を調査してきた。調査は合計2万世帯を対象に行われ、少子高齢化、デジタル時代を生きるソウル市民と外国人の多様な生活の指標が盛り込まれている。 <ソウルのランドマーク第1位としてソウル市民は「ハンガン(漢江)」、外国人は「クァンファムン(光化門)広場」を選択、ソウルの魅力は「便利な交通機関」> まず、ソウル市民が思うソウルのランドマーク第1位は「ハンガン(漢江)」であることが分かった。その次はクァンファムン(光化門)広場、古宮、ナムサン(南山)ソウルタワーの順で2位~4位を占めた。2010年の調査では第4位だったハンガン(漢江)が今年は第1位に、当時第1位だった古宮が第3位となり、これまでの10年間、ソウル市民のランドマークに対する意識に変化が現れていることが確認できた。 単位:%、複数回答可 区分 ソウル市民 ソウルに住む外国人(2023年) 2023年 2010年 1位 ハンガン(漢江)(48.3) 古宮(37.5) クァンファムン(光化門)広場(45.9) 2位 クァンファムン(光化門)広場(36.1) ナムサン(南山)ソウルタワー(33.3) 古宮(41.4) 3位 古宮(32.3) クァンファムン(光化門)広場(29.9) トンデムン(東大門)(DDP)(25.6) 4位 ナムサン(南山)ソウルタワー(17.2) ハンガン(漢江)(25.8) ハンガン(漢江)(23.1) 5位 ロッテワールドタワー(15.6) チョンゲチョン(清渓川)(24.3) ナムサン(南山)ソウルタワー(19.5) [ソウルのランドマークの順位(ソウルサーベイ、ソウル市民を対象に実施したアンケート調査)] ソウルの魅力を尋ねる質問のうち、「都市へのアクセス」面では便利な交通機関が第1位、「都市の利便性」では多様なショッピングやグルメが上位にランクインした。 <「余暇生活の満足度」毎年小幅ながら上昇、35.5%が「仕事と余暇生活のバランスが取れている」と回答> ソウル市民は余暇生活の重要性には同意しているが(2021年6.44点→2023年6.51点)、実際は仕事にもっと重きを置いていることが分かった。30~40代までは仕事に重きを置いているが、50代からは徐々に余暇生活の方にシフトする傾向を示している。 単位:点 区分 ソウル市民 2021年 2023年 全体 6.44 6.51 年齢 10代 6.47 6.64 20代 6.71 6.81 30代 6.67 6.71...   Read more
ソウル市、グーグルと連携して6千人のAI起業家予備軍・アーリーステージの創業者を育成···AI活用能力を教育

スマートシティニュース

2024/03/07 1,083

ソウル市、グーグルと連携して6千人のAI起業家予備軍・アーリーステージの創業者を育成···AI活用能力を教育

ソウル市、AI分野の次世代スタートアップリーダーを育成···6セクションともに1千人以上申し込み 3月5日(火)、ソウル市とグーグルが共に取り組む「人工知能(AI)スタートアップスクール・ウィズソウル」の初授業が始まった。同授業は、ソウル市とグーグルが連携し、これから中核となる産業の人工知能(AI)分野における起業家予備軍とアーリーステージの創業者を育成するためのものだ。都市レベルでグーグルと協力して教育を行うのは、世界初の事例だ。 週に1回計6回(6週間)行われるこの教育には、計6千人が参加する。大学生と起業家予備軍、アーリーステージの創業者を含めて人工知能(AI)に関心のある人は誰でも参加でき、全課程において無料で行われる。 ○ 「人工知能(AI)スタートアップスクール・ウィズソウル」は、3月5日(火)から4月9日(火)までの毎週火曜日(17時~19時)、スクミョン(淑明)女子大学ソルファ(雪花)広場ホールで開かれる。 オ·セフン(呉世勲)ソウル市長は、「すでにソウル市は、AIケアロボットを活用した一人暮らしの高齢者の孤独死対策やAIを利用した群衆検知スマート監視カメラなど、多様な分野に積極的に人工知能技術を応用している」とし、「AI活用能力と技術力に挑戦と成長の『起業家精神』を加え、韓国の未来を担う資源にまで成長させていくために応援を続ける」と述べた。 「人工知能(AI)スタートアップスクール・ウィズソウル」のポスター
ソウル市民、1世帯当たり資産額は9億5361万ウォン···ソウル市、自治体初!合成データを開発し、初公開

スマートシティニュース

2024/02/26 847

ソウル市民、1世帯当たり資産額は9億5361万ウォン···ソウル市、自治体初!合成データを開発し、初公開

「ソウル市民のライフスタイルの合成データ」を公開···382万世帯(740万人)分析可能 個人情報流出のリスクなく政策研究などに多角的に活用できる「合成データ」を開発 1世帯当たり平均融資残高9,210万ウォン、平均世帯所得7,369万ウォン、単身世帯の割合23.2%、DTI300%強 ソウル市は、市民382万世帯(740万人)の住居·消費·金融パターンなどのビッグデータを分析できる「ソウル市民のライフスタイル合成データ(22年第3四半期時点)」を22日(木)に公開した。 ※ 合成データ(Synthetic Data): 実際のデータと統計的に類似した特性を持った、人工的に生成されたデータを利用し、実際のデータの分析結果と類似した結果を得ること。   今回発表した合成データは、ソウル市民の世帯情報・住居・移動・消費・金融などが仮名化されたデータである「ソウル市民生活データ」を活用して、▴金融資産状況▴消費パターンの二つのテーマで再現された。 「ソウル市民のライフスタイルの合成データ」を分析した結果、ソウル市に居住する1世帯当たりの平均資産額は9億5,361万ウォン(中央値:55,506万ウォン)、平均融資残高は9,210万ウォン(中央値:9,000万ウォン)であり、平均世帯所得は7,369万ウォン(中央値:5,700万ウォン)だった。 今回開発したソウル市民のライフスタイルの合成データは、ビッグデータキャンパス(bigdata.seoul.go.kr)に利用を申請すれば、誰でも直接訪問して活用できる。 ソウル市は、これまで特定の目的以外には活用できずアプローチが制限されていた仮名加工情報の限界を乗り越えているため、仮想の合成データで個人情報流出のリスクなく、より広い範囲の政策研究などに活用できるようになったと説明した。特に、統計庁の家計金融福祉調査など匿名性の担保が求められる調査項目の統計に加えられることで、精密な金融資産状況の分析に役立つものと期待している。 データの活用方法 ソウル特別市ビッグデータキャンパス[韓国語](http://bigdata.seoul.go.kr) – 明細書およびサンプルデータ: ▸ビッグデータキャンパス(ホームページ)▸検索ウィンドウで「合成データ」を検索 – 原データ(マイクロデータ): ▸ビッグデータキャンパス(ホームページ)▸利用申請▸本部、または8つの支部を直接訪問して活用