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文化/観光ニュース

  • イベント訪問者の3人に1人は外国人…ソウルフェスタ2023、観光都市ソウルの土台を築いた

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,068
    • イベント現場への訪問者のうち32%以上が外国人と、外国人観光客の参加率が高かった
    • ソウルのライフスタイルを反映した体験型コンテンツを披露し、参加者の85%以上が「満足」
    • 未来のソウルを象徴するグローバルフェスティバルとしてブランディングし、経済的付加価値の創出に拍車
    • あまり期待せずトゥクソムに行ったのですが、思ったよりずっと華やかで驚きました。勇壮なサウンド、ハンガン(漢江)の夜景に調和するドローンやドローンのライトが印象的でした。子供に良い思い出を作ってあげられたようでうれしいです。こんなイベントが増えたらいいなと思います。 – ハンガン(漢江)ドローンライトショーに訪れた観光客
    • ソウルフェスタ2023の開幕式にあるK-POPの公演を見るために今回、韓国に来ました。新型コロナ期間中には公演をテレビやスマホでしか見られなかったのですが、実際に音楽を耳で聞いてダンスを見られるなんて夢みたいです。 – ソウルフェスタ2023開幕式に参加した外国人
    実感できる体験コンテンツをベースに外国人観光客にソウルに対する好感度を高めた「ソウルフェスタ2023(Seoul Festa 2023)」が、7日(日)に盛況のうちに閉幕した。

    2023年のソウルフェスタは、新型コロナにより長期間停滞していたソウル観光の回復ににおける起爆剤を設けるために、従来の8月から5月に前倒しして開催された。フェスタの期間中である4月30日から5月7日の8日間、海外から入国した観光客数は約24万人であり、このうちソウルを訪問した海外観光客は約18万人(全体の76%)と推定される。新型コロナ以前の2019年の同期間に訪問した訪問客数の55%ほどであり、2023年3月の回復レベル50%(2019年同期間比)を超えた数値である。

    ソウルを訪問した外国人が増えただけに、今回のイベントの外国人参加率はかつてないほど高かった。4月30日、チャムシル(蚕室)総合運動場で開かれた開幕式では、天候不良にもよらず全参加者のうち約40%が外国人観覧客であった。ソウルフェスタのメインイベント会場となったソウルカルチャースクエアへの訪問者も、全観覧客のうち32%が外国人であるほどに外国人観光客から大好評を博している。

    外国人観光客が高い割合を占めることとなった理由には、民間との協力体系を構築したことが挙げられる。特に、イベントの企画段階から旅行会社と協力してフェスタ商品を販売し、集客できるよう協力したことが効果を発揮した。

    旅行会社との協力が外国人観光客の参加率を高めた一方で、民間機関と協力して生み出したコンテンツは、観光客の満足度を高める役割を果たした。ソウル市とロッテ百貨店が協力して通りそのものを芸術空間として生まれ変わらせた「ミョンドン(明洞)フェスティバル」は、新型コロナにより沈滞していたミョンドン(明洞)の空気を一変させムードを高めた。

    「フィール・ザ・リアル・ソウル(Feel the Real Seoul)」というスローガンのもと開催された今回のイベントは、これまで見ることができなかった多彩な経験を楽しめる体験型イベントとして企画された。イベントに参加した者はみな、目、耳、口など五感でソウルの魅力を直接体験し、エンデミック(風土病として定着した感染症)を満喫した。

    イベントの現場を訪問した韓国・外国人を対象に行われたアンケート調査では、訪問客の85%以上が今回のイベントに「満足した」と回答しており、「イベント参加後、ソウルに対する好感度がアップした」という意見も全体の76%に達している。外国人観光客を対象に実施した「ソウルフェスタに参加するために韓国を訪れたいと思うか」という質問にも、参加者のうち83%が肯定的な回答を行っている。

    実際に、ソウルフェスタ2023のメインイベント会場だったクァンファムン(光化門)広場の「ソウルカルチャースクエア」を訪問したある外国人観光客は、SNSにて「K-POPをはじめソウルの文化をただ眺めるのではなく、私自身が主人公になって体験し楽しむことができる得難い時間だった」と激賞するとともに、来たるソウルフェスタ2024への期待を語った。

    ソウル市は、ソウルフェスタをソウルを象徴する代表的なお祭りかつグローバル商品としてブランディングすべく、2023年にはイベント前に海外メディアの記者を対象とする説明会や外信記者ファムツアーを開催している。今後、ソウルフェスタをソウルを代表するお祭りかつグローバル観光商品としてブランディングするために、専門家等と共に2023年のフェスタの成果や改善点を分析し、継続的な発展方法を探る計画だ。

    また、ソウル市はソウルフェスタ以降に開かれる季節ごとの代表的なお祭りと、民間が主管するイベント・お祭りを通じて、ソウル訪問のニーズを継続的に創出していく計画である。特に、フェスタ期間中に初めて披露したハンガン(漢江)ドローンライトショーは、市民や観光客に大反響を博し、ソウルを代表する夜間観光商品としての発展可能性を見せただけに、今後これを定例化する案を検討中であると発表した。

    <ソウルフェスタ2023開幕式を訪れた外国人団体観光客>

    <ソウルフェスタ2023開幕式入場待機列>

    <ビューティーゾーンでパーソナルカラーテストに参加する外国人観光客>

    <外国人に人気の高かった韓国名の名付け所>

    <人だかりとなったクァンファムン(光化門)広場ソウルスクエア現場>

    <ファッションゾーンで体験を待つ外国人観光客>

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