「ソウル型共有保育園」という言葉を聞いたことはありませんか?
それぞれ近い場所に位置する国公立・民間・家庭保育園を1つの共同体にまとめ、子供たちを協力して育てる共同保育モデルであり、ソウル市が保育サービスの品質を高めるために実施している保育政策です。
ソウル型共有保育園は、園児を共同募集し、それぞれの保育園が保有する教材・教具を共同活用します。保育プログラムと現場学習も一緒に企画して運営するだけでなく、夜間や休日に運営される保育園でソウル型共有保育園に通う園児を一緒に保育することもあります。
特に、近隣の保育園が互いの優れたプログラムや場所などを共有し、教具を共同購入することで、コストを削減しながらも乳幼児に多彩なプログラムと体験など良質な教育を提供することができるようになりました。ソウル市はこのような成果を基に、2022年には25の全自治区に拡大運営することになりました。
「ソウル型共有保育園」を通じて、コストの削減、夜間保育、新たな遊びプログラム、共同通学車両など新たなアイデアを発掘することで、よりいっそうのシナジー効果を生み出し、保育の質をますます高めることができるものと期待できます。
イラストレーター:@plm_penguin