今年で11回を迎えるソウルを代表する祭り「Hi!ソウルフェスティバル」が変化を遂げようとしている。10年間、ソウル文化財団が中心となって進めてきたこの祭り、今年からは本格的に民間がガバナンスを構築し、祝祭組織委員会と祝祭事務局が主導する。
Hi!ソウルフェスティバル2013は「街であそぼ」というサブタイトルの下、国内外の様々なストリートパフォーマンスや市民参加プログラムを企画している。ハイレベルのストリートパフォーマンス、市民が参加できる「市民芸術工作団」により様々な芸術が体験できる。また、移動図書館や街の写真館などのプログラム、ワールドビジョン・美しい店・飢餓対策などのNGOによる分かち合いの場が設けられる。
Hi!ソウルフェスティバル2013は今、様々な面で変化を遂げようとしている。まず、今回の祭りではソウルを代表する祭りに相応しく、「ソウル」を強調する。ソウルの思い出と希望という内容でストーリーテリングにした開幕と閉幕プログラムは、今回のHi!ソウルフェスティバルのテーマを如実に表している。「ピョルビョル(色々)・ファン(煥)タジー」と「ピョルビョル・ナンジャン板」という名称で行われる開幕式と閉幕式は、ソウルの物語が様々なストリートパフォーマンスとして演出されるので、個性的なオープニングとエンディングになると考えられる。