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ソウル市、外国人観光客用のデジタル観光マップ、「魅力ソウルマップ」サービス開始 

グローバル観光の活性化に向け、外国人観光客を対象に魅力的なスポットを紹介するマップサービスを開始 ソウルの魅力スポットの写真を確認した後すぐに訪問できるマップサービスを提供し、利便性アップ ユーザーに合わせて自動翻訳機能を提供、NAVER・Googleなど民間ポータルサイトとの連携サービスも提供 ソウル市は、ソウルの魅力スポットをスムーズかつ簡単に訪問できるようマップサービス「魅力ソウルマップ」を24日(火)より開始する。ソウル市民と国内外からの訪問客のためのサービスで、観光パンフレットの充実化も実施する。 「魅力ソウルマップ」はソウルの魅力的な観光スポットを一目で確認できるようにしたデジタルマップサービスで、ソウル旅行を計画している国内外の訪問客へ、それぞれに合った情報を提供する。 また、スマートフォンの写真フォルダのように、位置情報をベースにした「イメージアーカイビング・マップサービス」も提供する。ソウル市ホームページの「ソウルハンコッ(ソウルの写真)」や公開可能な写真に位置情報を追加することで、地図上で写真を確認した後、すぐに訪問できるようにする。 「イメージアーカイビング・マップサービス」は、GoogleやAppleの写真フォルダアプリなどで馴染みのある機能を、観光客向けに企画したものだ。写真を見て行きたい場所を見つけ、NAVERやKakaoなど民間企業のマップ検索サービス・ロードビューサービスに連携させると、そのまま案内を開始してくれる。ソウル訪問の計画を立てる際に大いに役立つだろう。 さらには、外国人を対象とした広報が必要な施設やイベント紹介を行う際、Google翻訳APIを通してユーザーの端末でそれぞれの言語へと自動翻訳をすることで、必要な時間と予算を削減できる。 自動翻訳機能は、ウェブ上の画面でユーザーが直接言語を変更することも可能だが、アクセスする端末の言語を前もって確認し、その言語でサービスが提供される。韓国語、英語、中国語、日本語はマップの文字が各言語へと変換され、その他の言語は英語で表示される。 現在、自動翻訳を提供しているのは10か国語(韓国語、英語、中国語、日本語、ヒンディー語、スペイン語、フランス語、アラビア語、ベンガル語、ポルトガル語)。 この他にも、「魅力ソウルマップ」はサービス提供エリアを世界へ拡大している。「オープンストリートマップ」も提供しているため、朝鮮半島以外の地域でもマップを利用できる。ソウル市の友好・姉妹都市を案内するなど、世界人類都市としてのソウルの存在感をアピールしていく計画だ。 ソウル市のパク・ジニョンデジタル都市局長は、「デジタルマップというコミュニケーションツールを通して、都市ソウルの魅力を海外の観光客に伝えていく」とし、「ソウルを訪れる国内外の観光客にとって、持続可能な新しい観光トレンドを反映できるデジタルマップサービスが役に立つサービスになれば」と述べた。 【添付】「魅力ソウルマップ」サービスイメージ ① 魅力ソウルマップ:アクセス画面(https://map.seoul.go.kr) ② 魅力ソウルマップ:ホーム画面(英語) ③ 魅力ソウルマップ:観光地/魅力スポット情報(韓国語) ④ 魅力ソウルマップ:観光地/魅力スポット情報(英語) ⑤ 魅力ソウルマップ:イメージアーカイビング・マップサービス ⑥ オープンストリートマップを活用したワールド版サービスの紹介(姉妹・友好都市)
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2025「乙巳年」、新年はソウルの山と公園で迎えましょう!

ソウル市、2025年(乙巳年)の初日の出イベントをソウルの山・公園18か所で開催 初日の出の予想時刻は午前7時47分 農楽公演(プンムルペ)、鐘撞きイベント(希望の鐘)、願いごと書き、トックク炊き出しなど様々なイベント イベント参加前には各区庁のホームページ等でイベント会場ごとの詳細情報を確認必 ソウル市は、青蛇の年である2025年(乙巳年)を迎えるにあたり、ソウルの山・公園で初日の出を見ながら新年の健康や幸せを祈ることができる「ソウルの日の出の名所」18か所を紹介した。 ソウル市は2025年1月1日、各自治区の日の出スポットである仁王山(イヌァンサン)、峨嵯山(アチャサン)、道峰山(トボンサン)、ワールドカップ公園、北ソウル夢の森などの山や公園で、初日の出イベントを開催することを明らかにした。 韓国の代表的な天文宇宙研究機関「韓国天文研究院」によれば、「日の出は太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」であり、「ソウル市の日の出予想時刻は午前7時47分」だという。 初日の出イベントが開かれるのは、▲「ソウル外郭を囲む山」5か所(峨嵯山(アチャサン)、道峰山(トボンサン)、峰山(ポンサン)、開花山(ケファサン)、毎峰山(メボンサン))、▲「都心の山」7か所(仁王山(イヌァンサン)、鷹峰山(ウンボンサン)、拝峰山(ペボンサン)、烽火山(ボンファサン)、開運山(ケウンサン)、鞍山(アンサン)、龍王山(ヨンワンサン))、▲「平地型の公園」5か所(北ソウル夢の森、ワールドカップ公園、死六臣(サユクシン)公園、三成(サムソン)日の出(ヘマジ)公園、オリンピック公園)。このほか、広津橋(クァンジンギョ)でも初日の出イベントが開催される。 「乙巳年」日の出イベントでは、プンムルペ(農楽公演団)公演、希望の鐘撞き、願いごと書き、住民への新年記念動画上映、万歳三唱、トックク・オムク炊き出しなどの様々な催し物が行われる予定だ。是非近くの日の出の名所を訪れてほしい。 家族や友人、恋人と一緒にイベントに参加し、願い事をしつつ新年の抱負を語り合い、公演も楽しみながら大切な思い出を作ろう。 <ソウル外郭:ソウルを囲む峨嵯山・道峰山・峰山・開花山・毎峰山に登って初日の出を迎えよう> ソウルを囲んでいる「ソウル外郭の山(5か所)」広津区・峨嵯山(オウルリム広場)、道峰(ドボン)区・道峰山(天竺寺)、恩平(ウンピョン)区・峰山(日の出公園)、江西(カンソ)区・開花山(日の出公園)、九老(クロ)区・毎峰山(頂上)では、新年のおことば、大太鼓打ち、願いごと書き、トックク炊き出しなどのイベントが行われる。 <広津区・峨嵯山(オウルリム広場)>はソウルで最も早く日の出を見られる場所で、勾配が緩やかなため老若男女問わず登ることができる。展望がよく、初日の出にうってつけのスポットだ。 自然が美しく多くの人が訪れる<道峰区・道峰山(天竺寺)>では、新年カウントダウン、万歳三唱、トックク炊き出しなどが催される。 頂上に噴水台があることから「峰山」と呼ばれ、海抜およそ200メートルの裏山で登りやすい<恩平区・峰山(日の出公園)>では、願いごと書き、青蛇風船アート、新年フォトゾーンイベントなどが行われ、市民に希望と感動を与える予定。 <江西区・開花山>は、幸州(ヘンジュ)山城と漢江(ハンガン)の対面にある海抜128mの低山で、金浦(キムポ)の広い草原。漢江と北漢山(プッカンサン)を望める頂上では、大太鼓打ち、新年の挨拶、願い郵便局などのイベントが行われる。 「青龍山」とも呼ばれる海抜108メートルの穏やかな山で、九老区・開峰山(ケボンサン)と陽川(ヤンチョン)区・新亭(シンジョン)洞にかけて連なる景色のいい山<九老区・毎峰山(頂上)>では、新年のおことば、新年を祝う詩の朗読、大太鼓打ちなどが開催される。 <都心の山:仁王山 ・鷹峰山・拝峰山などでは「ナンタ公演」など様々なイベント> 都心の憩いの場「都心の山(7か所)」鍾路(チョンノ)区・仁王山(青雲公園)、城東(ソンドン)区・鷹峰山(八角亭)、東大門(トンデムン)区・拝峰山(頂上)、中浪(チュンナン)区・烽火山(頂上)、城北(ソンブク)区・開運山(開運山運動場)、西大門(ソデムン)区・鞍山(噴水台)、陽川区・龍王山(龍王亭および運動場))では、農楽公演、打楽器ナンタ公演、フォトゾーン、『福』トックク炊き出し、ポペラ(ポップス+オペラ)公演、伝統遊び体験などが催される。 漢陽(ハニャン)都城を東西南北に囲んでいる内寺山 (ネササン:駱山(ナッサン)・仁王山・南山(ナムサン)、白岳山(ペガクサン))のひとつ、<鍾路区・仁王山(青雲公園)>では、農楽公演、ナンタ・声楽公演、願いごと書きなどが行われる。日の出イベント終了後には青瓦台(チョンワデ)噴水広場へ移動し、太鼓閣の太鼓体験イベントが開かれる。 ソウルで最も早く咲く春の花・レンギョウが美しいことから「レンギョウの山」とも呼ばれており、漢江と日の出を同時に楽しめる<城東区・鷹峰山(八角亭)>でも、打楽器ナンタ・アカペラ公演、願いごと書きイベントがある。 傾斜が緩やかで障がい者も登りやすいようスロープが整備されているため、誰でも楽しく登って日の出を楽しめる<東大門区・拝峰山(頂上)>では、新年記念銅鑼打ち、新年希望祈願公演、『福』トックク炊き出しなどが行われる。 仏岩山(プラムサン)・道峰山・楊州(ヤンジュ)一帯を一望でき、南山・漢江より南のエリアも見渡せる<中浪区・烽火山(頂上)>では、声楽・農楽公演、万歳三唱、新年の願いごと・フォトイベントブース、伝統遊び体験などの多様なイベントが用意される。 <城北区・開運山(開運山運動場)>では、農楽・ポペラ祝賀公演、大太鼓打ち、城北区立女声合唱団公演が行われ、<西大門区・鞍山(噴水台)>では温かいお茶提供、大太鼓打ちが、<陽川区・龍王山(龍王亭および運動場)>では農楽・フュージョン国楽公演、大太鼓打ち、新年カウントダウンなどが行われる。 <公園:北ソウル夢の森、ワールドカップ公園などでも大太鼓打ち、願いごと書き、万歳三唱などのイベント> 山に登るのはちょっと…という方は、比較的楽に足を運べる平地の「公園(5か所)」のイベントに行ってみよう。江北(カンブク)区・北ソウル夢の森(青雲沓園(チョンウンタボン))、麻浦(マポ)区・ワールドカップ公園(ハヌル公園)、銅雀(トンジャク)区・死六臣公園、江南(カンナム)区・三成日の出公園、松坡(ソンパ)区・オリンピック公園(望月峰(マンウォルボン))では、新年くす玉割、万歳三唱、新年のおことば、大太鼓打ち、希望の鐘撞きなどの新年イベントが開かれる。 <江北区・北ソウル夢の森(青雲沓園)>はソウルで3番目に大きな公園だ。伝統的な景観を再解釈することで先祖たちの暮らしの風景を再現した体験型空間「青雲沓園」にて、新年祈願文朗読、新年のおことば、新年カウントダウンなどが催される。 ソウル市内と漢江を一目で見下ろせる場所に位置する<麻浦区・ワールドカップ公園>では、日の出鑑賞、大太鼓打ち、大太鼓パフォーマンス、新年くす玉割、願いごと書きなど様々なイベントがある予定。 併せて、ソウル特別市有形文化財第8号に登録され、歴史的価値とともに漢江ビューを楽しめる有名スポット<銅雀区・死六臣公園>では、新年の願いシェアイベント、万歳三唱が行われ、ソウル都心にて漢江の素晴らしい風景と日の出を同時に鑑賞できる<江南区・三成日の出公園>では初日の出パフォーマンス、願いごと書き、トックク炊き出しがある。また<松坡区・オリンピック公園>では、希望の鐘撞き、住民への新年記念動画上映などで新年を迎える。 <広津橋:農楽公演とともに初日の出を迎えよう> 初日の出を見るべく<江東(カンドン)区・広津橋>に上れば、農楽公演、新年の挨拶、日の出鑑賞、トックク・オムク炊き出し、カイロの提供などを通じて、より一層楽しみに満ちた温かい新年を迎えられそうだ。 <他の人には教えたくない初日の出スポット:中浪区・龍馬山(ヨンマサン) 第5堡塁、冠岳山 (クァナクサン)観音寺・恋主台(ヨンジュデ)展望デッキ、牛眠山(ウミョンサン)願いの塔> このほか、日の出イベントこそ開催されないものの、とっておきの初日の出スポットとしては中浪区・龍馬山第5堡塁、冠岳区・冠岳山観音寺展望デッキ、冠岳山恋主台展望デッキ、瑞草(ソチョ)区・牛眠山(願いの塔)をオススメしたい。 峨嵯山の最高峰で、史跡と人工滝がある<中浪区・龍馬山の第5堡塁>は、日の出を見るのにうってつけだ。 登山コースが比較的短く、美しい日の出を鑑賞できる<冠岳区・冠岳山観音寺展望デッキ>と、その反対方向に位置し、冠岳区とソウルの景色を一望できる<冠岳山恋主台展望デッキ>も、初日の出スポットとして最適だ。 また<瑞草区・牛眠山(願いの塔)>は、山が険しくなく都心からも近いため、ソウルの景観と日の出を一緒に楽しめる。 新年を迎えるイベントは自治区の特性に合わせて運営され、気象状況により変動する可能性がある。イベント参加前には、各区庁のホームページ確認、電話問い合わせを行うとよいだろう。 ソウル市の庭園都市局長は、「ソウルの美しい山と公園にて、市民たちには初日の出イベントを健やかに、そして安全に楽しんでほしい。全ての市民にとって、2025年(乙巳年)が今年よりも幸せな一年になることを願っている」と語った。
SMG 1,207

グローバルインフルエンサーの祭典「ソウルコン」開幕…魅力的なソウルのライフスタイルを世界に発信

2024年12月28日~2025年1月1日の5日間、DDPにて開催されるグローバルな祭典の全貌が明らかに 昨年10万2千人が観覧、合計4.3億ビューのSNSコンテンツ…世界的インフルエンサー博覧会として注目 K-ビューティー・K-ファッションが世界のトレンドをリード、コンテンツ・ゲーム・公演はソウル経済の軸となり創造産業を拡大 市民が一緒に楽しめる「2024ソウルコン」、ホームページで事前申請・会場受付 SBA「世界初のインフルエンサーフェス…ソウルの代名詞となる世界的なイベントへ成長するだろう」 今年の年末、合計30億人のフォロワー数を誇る世界50カ国のインフルエンサー3,500人が、グローバルインフルエンサーによる祭典「ソウルコン」に参加するために、ソウルの人気スポット「DDP(デザインプラザ)」へ集結する。 昨年初めて開催された「ソウルコン」には約10万2千人の観客が集まった。関連SNSコンテンツの総視聴数は4.3億回を超え、ソウルの魅力を発信することで世界の人々から注目を集めた。2回目を迎える今年は「ソウルコン」がソウルの代名詞となる世界的なイベントになるよう、ビューティー・ファッション・コンテンツ・ゲームなどソウルの創造産業を、よりパワフルになったインフルエンサーたちと様々なプログラムを通じて披露する計画だ。 「2024 SEOULCON(ソウルコン)」は、グローバルなインフルエンサーたちが中心となりK-POP、K-ビューティー・K-ファッションなど、ソウルのライフスタイルを発信する博覧会だ。ソウルコンに参加するインフルエンサーは公演・エンターテインメント、コンテンツ・ファッション・ビューティー、カンファランス、フェスなど様々な産業分野を体験し、直接コンテンツを創りシェアする。今年は12月28日(土)から来年1月1日(水)の明け方まで、計5日間にわたりDDPで開催され、コンテンツ、ファッション・ビューティー、ゲーム、公演など合計25の多彩なプログラムが催される。 <インフルエンサーによるカスタマイズセッションなど新しいプロクラムを追加、さらなる経済波及効果を期待!> 今年のソウルコンは昨年より期間が2日長くなり、参加するインフルエンサーも500人増員した。 特にインフルエンサーが直接ソウルの優秀中小企業の製品を紹介し、販路拡大をサポートするグローバル・マッチングプログラム ▲グローバルインフルエンサー×企業ライブコマースなどが新しいプログラムで、▲グローバルインフルエンサーラウンジ ▲BIGO LIVEグローバルインフルエンサー大会 ▲クリエイタースタジアムなど、「インフルエンサー中心のプログラム」も強化された。 <ソウルコンで出会うK-ビューティー・K-ファッション、世界のトレンドをリード!> ファッション、ビューティー・ゲーム・K-POPなど、ソウルのライフスタイルを広く伝える要素も豊富なラインナップとなっている。ファッション・ビューティー・文化など、ソウルならではのライフスタイル全般を一目で楽しみたいなら、▲PLATFORM BY MUSINSA(ムシンサ)▲Runway to Seoul ▲K-BEAUTY BOOSTがオススメだ。 <コンテンツ・ゲーム・ワールドK-POPフェスティバル・カウントダウンまで…ソウルコンで出会うソウルの創造産業!> 地上波、OTTなど、全チャンネルのコンテンツを対象とした韓国唯一の統合ドラマ授賞式「2024 SEOULCON APAN STAR AWARDS」も28日(土)に開かれる。今年は10周年を迎え、より豪華なラインナップで見どころ満載の予定。 また、韓国はeスポーツ大国であるだけに、▲LCKアワード ▲MKSI2024プログラムを開催。昨年のT1コンサート以上に、多岐にわたる体験ができる。 今年最後の日、12月31日には、ソウルコンのラストを飾る▲ソウルコン×ワールドK-POPフェスティバル・カウントダウンが行われる。K-POPのトップアーティストによる公演が、夕方からカウントダウンまで続き、特別な瞬間を満喫できる。 「ソウルコン×ワールドK-POPフェスティバル・カウントダウン」は、12月31日の夕方6時から1月1日の午前2時まで開催され、公演とカウントダウンパフォーマンスを楽しめる。ZICO、Dynamic Duoをはじめ、ベクホ、CHANGMO、Billlie、SAY MY NAMEなどが出演予定だ。 <2024ソウルコンの広報を担うグローバルインフルエンサー9人を公開、インドのPoonam Narukaなどが活躍> 一方、「2024ソウルコン」の海外広報大使とグローバルインフルエンサーのラインナップも電撃的に公開された。国内広報大使としては、Dotty(韓国、SNSフォロワー数250万)▲イェルオンニ(韓国、SNSフォロワー数1,869万)の活躍が期待されている中、海外の広報大使としてはインドの大人気インフルエンサー▲Poonam Naruka(インド、SNSフォロワー数673万)が名を連ねた。広報大使たちはソウルコンとソウルのコンテンツの優秀さを伝えるべく、ソウルコンの各種プログラムへの参加を予定している。 海外広報大使「Poonam Naruka」は、インドのコンテンツクリエイター兼ビューティーインフルエンサーで、コンテンツの総視聴数は約6億回に達する。韓国を紹介するK-コンテンツがインドのYouTube人気動画になるなど、インド人14億人への影響力は計り知れない。 海外広報大使 海外広報大使 Poonam Naruka(1) Poonam Naruka(2) さらには、▲董先生(中国、SNSフォロワー数3,698万)▲Dasha Taran(ロシア、SNSフォロワー数2,211万)▲ウエスP(日本、SNSフォロワー数2,030万)▲Irene Suwandi(インドネシア、SNSフォロワー数1,750万)▲LinhBardie(ベトナム、SNSフォロワー数2,196万)▲Tanjaroen Rattanaporn(タイ、SNSフォロワー数1,468万)の6人がラインナップに追加された。彼らのYouTube、Instagram、TikTokなどのSNSフォロワー数は、合計約1億2千万人を超える。彼らはソウルの様々な魅力をコンテンツに盛り込むため、「2024ソウルコン」の各種プログラムに参加する予定だ。 「董先生」は中国のライブコマース業績1位を誇り、中国と東南アジアをターゲットに放送を行えば、1回で少なくとも100億ウォン以上を売り上げる。「Dasha Taran」は韓国で活動するロシア出身のモデル兼インフルエンサーで、メイク関連のコンテンツが有名。K-POPと「手だけダンス」を組み合わせたチャレンジ動画を投稿したりもした。「ウエスP」は日本のお笑い芸人で、ブリテンズ・ゴット・タレント、フランス版ゴット・タレントなどで活躍した動画がSNS上で人気を博し、精力的に活動している。「Irene...   Read more
SMG 1,222

ソウルウィンターフェスタのPRに注力 安全で魅力的なソウルを世界に発信

韓国内では癒し要素と楽しさをアピール、海外観光客には安全で魅力的なソウルの姿をPR インスタグラムで活気あふれる写真をシェアし、安全・交通・混雑状況の情報をリアルタイムで提供 外国人インフルエンサーが祭りを楽しむ「ソウルマーブル」動画を制作、ソウルの魅力を世界に発信 ソウルの安全で魅力的な祭りを発信することで、観光客のリピーターを増やす狙い 政治情勢が揺れる中、ソウル市は都心の各所で開催されているソウルの代表的な冬の祭典「2024ソウルウィンターフェスタ」を楽しむ市民たちの姿を発信し、韓国国内ではほっと一息つきながら楽しめるイベントである点を、また海外観光客に対しては「ソウルは今まで通り安全な都市」という点を世界にアピールすることに総力を挙げる計画だ。 まずは、祭りを楽しむ市民や観光客に「リアルな口コミ」をシェアしてもらうイベントを実施する。ソウル市チャンネルを通じてリアルタイムでやり取りをおこなう。 ソウル市インスタグラムでは「ソウルウィンターフェスタをリアルタイムに!」と題したストーリーズへの写真投稿キャンペーンを実施。光化門(クァンファムン)、清渓川(チョンゲチョン)、ソウル広場などのお祭りスポットで撮影した写真をインスタグラムにアップするもので、12月20日(金)より10日間参加可能。 また、イベント会場の情報もリアルタイムでシェアする。インスタグラム、X(旧Twitter)、フェイスブックなどのソウル市公式SNSを通じて、イベント会場ごとの市民の様子をリアルタイムに伝えることで、ソウルの日常と安全性を世界に発信する。さらに、安全に祭りを楽しんでもらうために、イベント会場周辺の交通・安全対策・混雑状況情報も提供する予定だ。 次に、インフルエンサーや外部メディアを活用することで、祭りの情報やソウルの安全性・魅力を発信していく。 ソウル在住の外国人インフルエンサーと共に、彼らが「ソウルウィンターフェスタ×ソウルマーブル」を体験する様子を盛り込んだコンテンツを制作・配信する。ソウルウィンターフェスタの6つのスポットを訪れ、ミッションを行う動画を公開。外国人視点での祭りの楽しさをPRし、外国人の参加を促す。 さらには、韓国のファッション誌『VOGUE KOREA』など知名度の高いメディアを活用し、祭り関連のおしゃれなコンテンツを制作・配信する。また、有名な旅行系インフルエンサーとタッグを組み、お祭り体験型コンテンツも作る計画だ。 ソウル市のマ・チェスク広報担当官は、「日常の中でソウルウィンターフェスタを楽しむ市民たちの姿を、SNS・YouTubeなどソウル市のあらゆる媒体を活用して発信することで、安全で魅力的なソウルの冬の祭典と日常を積極的にPRしていく」とし、「ソウル市が心を込めて準備したウィンターフェスタが問題なく開催されているということをきちんと伝えて、世界中から沢山の観光客に来てもらいたい」と述べた。
SMG 78

今年の除夜の鐘を鳴らす「英雄市民」は誰? 

ソウル市、12月31日(水)「除夜の鐘」イベントの打鐘者11人を発表 社会随所で模範となった市民を応募・推薦…約90人の候補から最終選抜 橋からの落下事故で救助活動をおこなった消防士、45年間で700回献血した市民も ソウル市は12月31日(水)の夜12時、チョンノ(鍾路)区の普信閣(ポシンガク)で開催される2024大晦日「除夜の鐘」イベントの参加者11人を発表した。選ばれた市民代表らは、普信閣で33回鐘を鳴らし新年の訪れを告げるイベントに参加する。 今回選ばれた参加者は、新年に希望のメッセージを伝えられる韓国社会の随所で模範となった市民たち。39年間お米の寄付をおこなってきたシン・ギョンスンさん、父親の育児文化を広めるべく少子化解決に貢献したキム・ギタクさん、25年間で2万時間以上のボランティアをしたキム・チュンシムさんなどが含まれる。特に橋から落下する直前の運転者を救出した消防士のパク・ジュンヒョンさんと、45年間で700回献血したイ・スンギさん、視覚障害者ユーチューバー「ワンショット・ハンソル」キム・ハンソルさんの選定が目を引く。 また、ソウル市名誉市長の俳優コ・ドゥシムさん、韓国野球界の代表的な指導者「野神」キム・ソングンさん、環境YouTubeチャンネルを運営し環境保護のメッセージを発信する俳優のキム・ソクフンさんも選ばれた。シングルマザーと多文化家庭の支援をおこなってきたクァク・キョンヒさんと、ソウルのマスコットキャラクター「ヘチ」も名を連ねた。 ソウル市のイ・フェスン文化本部長は「2024年除夜の鐘つきイベントを通して、韓国社会のヒーローたちが見せてくれたいい影響力が新年にも広まっていってほしい」と述べた。  2024「除夜の鐘」参加者リスト 参加者最終リスト:計11人 参加者最終リスト:計11人 番号 区分 氏名 推薦理由 1 内部推薦 コ・ドゥシム 俳優/ソウル市文化分野 名誉市長(2024.12~2025.12) 2 市民賞 クァク・キョンヒ ボランティア賞 最優秀賞受賞者 3 市民賞 キム・ギタク 男女平等賞 大賞受賞者(少子化解決) 4 内部推薦 キム・ソクフン 俳優/環境YouTubeチャンネル「My TrashMan」運営 5 内部推薦 キム・ソングン 元野球監督/JTBCバラエティー番組「最強野球」出演中 6 市民賞 キム・チュンシム ボランティア賞 大賞受賞者 7 市民推薦 キム・ハンソル 視覚障害者ユーチューバー(ワンショット・ハンソル) 8 内部推薦 パク・ジュンヒョン 橋の上で運転者を45分間素手で掴み救出した消防士 9 市民推薦 シン・ギョンスン 39年間に渡りお米の寄付を実施...   Read more
SMG 63

オ・セフン市長、「ソウルはまだまだエネルギッシュかつ素晴らしいスポットで溢れている…この冬、ソウルを訪れてほしい」

12月16日(月)「2024ソウルウィンターフェスタ」現場点検 ソウル市のオ・セフン市長は16日(月)夕方、ソウルを代表する冬のお祭り「2024ソウルウィンターフェスタ」が開催されている光化門(クァンファムン) ‧清渓川(チョンゲチョン)一帯を訪問。イベント進行の様子を確認し、市民らと交流した。 今年で2回目となる「ソウルウィンターフェスタ」は、今月13日(金)から来年1月5日(日)までの24日間、光化門~光化門広場~清渓川~ソウル広場~DDP~普信閣(ポシンガク)の6か所で開催される。今年の祭りのテーマは「ソウルで繰り広げられる心の光、ソウルプリズム(SOUL PRISM)」。メディアアートや光のオブジェなどのライトアップイベントをはじめ、カウントダウンやクリスマスマーケットなどの様々なプログラムが、市民を中心として催されている。初開催の昨年は、国内外から740万人の観光客が訪れた。 オ市長は、世界的なメディアアート作家らが光化門全体を巨大なキャンバスとして活用したメディアファサード「ソウルライト光化門」と、サンタ村をコンセプトにした光化門マーケットを視察した。 続いて清渓川で開催されている「ソウル・ランタンフェスティバル」会場にて、市民らと触れ合った。来年1月12日まで「清渓広場~三一橋(サミルギョ)」で開かれる「ソウル・ランタンフェスティバル」は、朝鮮時代から現代までの伝統と現代の遊びを市民と観光客が一緒に楽しめる、ソウルを代表する光の展示だ。 一方この日は、米ブルームバーグをはじめ中国の新華通信、日本の朝日新聞、英BBC、カタールのアルジャジーラなど10の海外メディアの記者14人、また国内メディアの記者も参加した。 オ市長は現場を訪れた国内外のメディアに対し「ソウルにお越しください。この冬、ソウルで特別な思い出を作ってください」と日本語、英語、中国語の3言語で話しながら「ソウル市は力を入れてウィンターフェスタの準備に取り組んだ。このことが皆様の取材を通して世界各国に知れ渡り、大勢の観光客がここを訪れるとともに、地域商圏も活性化できれば」とし、「ソウル市は市民と観光客が安全に都市を楽しめるよう、最善を尽くす」と語った。 ※関連部署:文化政策課 文化政策チーム長 イ・ナムジェ(☏02-2133-2512)メディア担当官 メディア支援チーム長 カン・シネ(☏02-2133-6241)
SMG 55

ソウル市、2024年 都市競争力「世界6位」

ソウル市、日本森記念財団発表「2024世界の都市総合力ランキング(GPCI)」世界6位 民選8期の都市競争力向上政策により8位(20年、21年)→7位(22年、23年)に続き6位、トップ5入りも目前 評価分野のうち「交通・アクセス」「居住」「研究・開発」の3分野で前年より上昇 政局混乱の中でもソウルの都市競争力アップに向け、さらなる取り組みを ソウル市が民選8期ソウル市政を積極的に推進し、2024年「世界の都市総合力ランキング」で世界48主要都市のうち6番目に優れているとの評価を得た。 「世界の都市総合力ランキング(GPCI)」(Global Power City Index)は、日本の森記念財団都市戦略研究所が毎年発表している。その2024年版にてソウル市が7年ぶりに「世界6位」となった。 GPCIとは、「都市の総合競争力」の観点から「経済」「研究・開発」「文化・交流」「居住」「環境」「交通・アクセス」の6つの分野について、26の評価項目、70の指標に基づき総合的に分析し評価する指数だ。 2008年に初めて発表された際には対象都市は30だったが、徐々に対象を拡大し、現在では世界48都市を選定し評価を行っている。UNESCO、OECDなど権威ある国際機構の統計資料を活用し、独自のアンケート調査結果をもとに順位付けする。 ソウル市は、GPCIが初めて発表された2008年には13位、2012年には6位へ順位を上げたが、2020年、2021年には8位まで下落。以降は上昇を続け、今年6位に返り咲いた。 <森記念財団「GPCI」ソウル市順位の変化(2008年~2024年)> 森記念財団「GPCI」ソウル市順位の変化 年度 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 評価都市数 30 35 40 42 44 48 ソウル順位 13位 12位(1↑) 8位(4) 7位(1↑) 6位(1↑) 6位(-) 6位(-) 6位(-) 6位(-) 6位(-) 7位(1↓) 7位(-) 8位(1↓) 8位(-) 7位(1↑)...   Read more
SMG 78

オ・セフン市長「安全な都市ソウルを世界に発信し、観光産業の回復へ」

11日(水)午前、オ市長主催で観光分野の協会・企業と2回目の「非常経済会議」を開催 「安全なソウル観光」の映像をグローバル配信、現地でのマーケティングや零細企業向けのインセンティブ支給などきめ細かい支援を展開 オ市長「ソウルを訪れた観光客が安全な都市、再び訪れたいと思える都市を目指し、最善を尽くす」 ソウル市のオ・セフン市長は、昨日(10日)、中小企業・小企業・零細企業など主な経済機関と初めての非常経済会議を開催したことに続き、本日(11日)、政治的不安の高まりによって深刻な打撃を受けている観光産業の危機克服に向けて、関連団体をはじめ、学界、専門家らとともに2回目の非常経済会議を開催した。 オ市長は、経済の不確実性やこれに伴う市民の不安を軽減するため、経済、観光、建設など各分野の関係者と面会し、現場の声を拾い上げ、ソウル市としての支援策を最大限に模索するため、週に2回以上の非常経済会議を開催すると明らかにした。 ソウル市は、11日(水)午前10時、ソウル市庁6階の企画状況室にて「観光分野非常経済会議」を開催した。 同会議には、韓国旅行業協会、ソウル市観光協会、韓国MICE協会、韓国ホテル業協会、韓国医療観光振興協会、韓国観光公社をはじめ、インターパークトリプル、アシアナ航空、漢陽(ハニャン)大学観光学部のイ・フン教授、オ・シナンソウルグローバル観光名誉市長が参加し、意見交換が行われた。 オ市長は冒頭発言で、「世界中から『ソウルは安全ですか』と問われる状況のなか、年末年始を迎えさまざまなイベントを企画している観光業界は、観光客の減少を深く懸念している」と述べた。そして、「観光業界が二度と困難な状況に陥ることのないよう、ソウルが安全であるというメッセージを世界中に発信することを最優先の課題として取り組んでいきたい」と強調した。 また、観光産業の停滞が長期化しないよう、ソウル観光振興基金の緊急支援アカウントを活用し、被害が甚大な企業に実質的な支援を行うほか、熟練した観光人材の育成を目的とした「ソウル観光雇用支援センター」の機能も拡充するなど、業界の自立力を強化していくと述べた。さらに、「ソウルを訪れる外国人観光客がソウルに足を踏み入れた瞬間から歓迎されていると感じられるよう、温かいおもてなしイベントも準備している」と付け加えた。 オ市長は、「ソウルを訪れた観光客が、ソウルは安全で、再び訪れたい、楽しい都市だという確信を持って帰国できるよう最善を尽くしたい」と述べ、冒頭発言を締めくくった。 この日、ソウル市は、世界中の人々が訪れたい「最高のMICE都市」に10年連続で選ばれ、名誉の殿堂入りを果たす快挙を遂げた。これを受けてソウル市は、当面の危機を打破するため、「変わらず安全で観光に適した都市ソウル」というイメージを世界中に広めることを、最優先の対策として挙げた。 このため、いつでも安心して訪れることができるソウルの美しい観光地を収めた「ソウル観光映像」を、アメリカ、日本、タイなどの海外主要拠点や、外国人観光客が多く集まるソウルの主要スポット、SNSなどを通じて広める計画。また、アジア地域の観光客誘致を目的に、グローバル旅行プラットフォーム(OTA)と協力のうえ、安全なソウル観光商品のPRにも積極的に乗り出す方針。 さらに、ドイツ、中国、アメリカなど、海外で行われるソウル観光説明会の現地マーケティングの規模を大幅に拡大し、359のソウルMICEアライアンス企業と協力して「安全なソウル(Safe Seoul)」キャンペーンも推進する予定。 このほか、ソウルを訪れた外国人観光客が安心して快適に旅行できるよう、汝矣島(ヨイド)や光化門(クァンファムン)などに移動式観光案内所を追加し、より安全で快適な旅行をサポートする。 また、現場の声を取り入れ、小規模観光業者が主要な祭典やイベントに連動した商品を運営する際にインセンティブを提供し、高品質の観光商品を企画するよう促す一方、雇用維持金の支給も拡大し、熟練した人材の流出を防ぐ計画。 最後に、外国人観光客の需要回復に向け、主要な訪韓国の外国人に対する電子旅行許可制度(K-ETA)の免除や手続きの簡素化など、手続きの緩和を継続的に進めるとともに、「外国人観光都市民泊業」の登録基準改善など、政府レベルでの規制改善を関係省庁に呼びかける予定。 なお、ソウルを訪れる観光客が安全に宿泊できるよう、安全衛生基準の強化など、「外国人観光都市民泊業」の登録基準の改善を求める。 懇談会に参加したオ・シナンソウルグローバル観光名誉市長は、「ソウルに住む外国人インフルエンサーが、ソウルの安全性と美しさを自然な形で自国に伝えられるよう支援することも効果的な方法だ」と述べ、在韓大使館の観光担当者との市レベルでの緊密な協力が必要だと提案した。 ソウル市観光協会のパク・インチョル観光ホテル業委員長は、「外国人個人旅行者(FIT)の予約キャンセルが急増し、年末のピークシーズンや年始の予約がまだ少ない」、「国内外のメディアを活用して、韓国の安全性と平穏な日常を世界に発信することも効果的な方法だ」と述べた。 ハ・ホングク韓国MICE協会事務総長は、「来年のMICE誘致に向けた受注などを控え、ソウル市長の書簡などを通じて、ソウルの安全性と都市の魅力を信頼性のあるメッセージとともに発信することが、都市と国の競争力を高める方法になるだろう」と述べた。特に、MICEに参加するためにソウルを訪れた外国人が帰国後、ソウルの安全性と魅力を自国で広めてくれるだろうと付け加えた。 インターパークトリプルのキム・ガンセ最高戦略責任者は、「インスタグラム、エックス(X)、ウィーチャットなどのSNSを活用して、都市のPRに留まらず、すぐに役立つ日常の観光情報やソウル生活のヒントなどを提供すれば、特に若い観光客にソウルをアピールできる」と述べ、「ソウルの安全性だけでなく、ソウルに行かなければならない理由やソウルの魅力を発信することが、長期的には有益だ」と強調した。 オ・セフン市長は、「危機はすなわちチャンスだという言葉があるように、ソウル市と観光業界が一丸となり、現在の危機を国のブランド価値向上のチャンスに変えることができる」と述べ、「ソウルは単に安全な都市であるだけでなく、回復力の高さと文化レベルの高さを背景に急速に正常を取り戻した都市として、新たにブランディングすることもできると考える」と語った。さらに、「攻撃的なマーケティングと集中的な投資はもちろん、できるだけ迅速な対応を通じて観光業界の危機克服を支援し、現場で実感できる解決策を提供したい」と付け加えた。 11日(水)午前、非常経済会議(観光分野懇談会)で冒頭発言を行うオ・セフン市長
SMG 69

色と光に染まった幻想的な冬の都市ソウル世界的な光のフェスティバル「ソウルウィンターフェスタ」を開催

翌月13日から来年1月5日まで、光化門・清渓川など、ソウル都心の6カ所での24日間開催 昨年740万人が訪問するなど、世界的な光のフェスティバルに浮上…メディアアート・光・造形物を通じてソウルの魅力を発信 普信閣で直径30mの「午前0時の太陽」と一緒にカウントダウン・市民が演出する1万5千の照明 光化門広場の超大型メディアファサード、DDPの外壁にはジャン・ジュリアン、キム・ソヌのメディアアートを上映 フォロワー数十億人のインフルエンサー(50カ国、3500チーム)が参加、イカゲームシーズン2と特別コラボ展示 ソウル市は、昨年740万人が訪問し、冬の光フェスティバルに浮上した〈ソウルウィンターフェスタ〉が、12月13日(金)から来年1月5日(日)までの24日間、光化門~光化門広場~清渓川~ソウル広場~DDP~普信閣の6カ所を繋ぐ韓国最大規模の冬フェスティバルとして開催されると発表した。 昨年、初公開となった「ソウルウィンターフェスタ」は、これまでソウルのあちこちで個別のテーマやスケジュールで行われてきた冬のフェスティバルを1つにまとめた「超大型フェスティバル」で、都心全域を舞台とするフェスティバルを通じて、ソウル全体に活気をもたらし、さらには「グローバル文化中心地」ソウルを世界に発信する狙いだ。 今年のフェスティバルのテーマは、「ソウルで放たれる心の光、ソウルプリズム(SOUL PRISM)」。フェスティバル場所の6カ所をそれぞれソウルならではの色と光に染める。華やかなメディアアートから芸術的な光の造形物、かわいいランタンを飾った空間まで、伝統と現代、芸術と技術、都市と自然をが共存するソウルの姿を、光で再現する。 <2024ソウルウィンターフェスタの主要イベント> 場所 期間 イベント 場所 期間 イベント 光化門 12月13日(金)~25年1月5日(日) ソウルライト光化門 光化門広場 光化門マーケット 清渓川 12月13日(金)~25年1月12日(日) ソウルビッチョロン祭り DDP 12月19日(木)~25年1月1月(水) ソウルライトDDP 12月28日(土)~25年1月1日(水) ソウルコン 普信閣 12月31日(火)~25目m1月1日(水) 除夜の鐘の鐘つき&新年フェスティバル ソウル広場 12月20日(金)~25年2月9日(日) ソウル広場スケート場 特に、今年の新年カウントダウンは、市民がリードする「市民参加型イベント」で企画された。「除夜の鐘」の鐘つきの瞬間、普信閣の後ろから昨年より2倍以上大きくなった直径30mの「午前0時の太陽」がのぼり、同時に集まっている市民と観光客1万5千人がつけている手首のLEDバンドから1万5千の光が放たれるピックスモブ(Pixmob)が演出される。ピックスモブは、観客が着用しているLEDブレスレットを無線でコントロールする照明技術。集まった観客が公演の一部になり、光の波を演出する特別な瞬間になる予定だ。 最後に、今回のフェスティバルは、「グローバルK-コンテンツ」であるネットフリックスの〈イカゲーム〉シーズン2とコラボし、世界の目を引く。光化門広場一帯で特別展示、パレードなどを開催し、「K-コンテンツの発祥地」ソウルのステータスを世界に知らしめる。 〈2024ソウルウィンターフェスタ〉は、12月13日(金)18時▴光化門一帯(ソウルライト光化門、光化門マーケット) ▴清渓川一帯(ソウルビッチョロン祭り)一斉点灯で幕を開ける。開幕式は、100年ぶりに復元された「王の道」である光化門月台を「アレーナ(円形劇場)」に演出し、市民と外国人観光客が一緒に楽しめるフェスティバルの幕開けを飾る。 <光化門広場の超大型メディアファサード、DDPの外壁にはジャン・ジュリアン、キム・ソヌのメディアアートを上映> 【光化門、DDP】光化門とDDPではメディアアートが用意される。光化門を巨大なキャンバスにし、世界のメディアアート作家の超大型メディアファサードを飾る「ソウルライト光化門」と、ソウルを代表するメディアアートフェスティバル「ソウルライトDDP」が冬の夜を光で染まる驚異的な光景を演出する。 【光化門広場】光化門広場は、高さ14mの大型クリスマスツリーを中心に、クリスマス光化門マーケットが、サンタ―クロース村のコンセプトで運営される。141の零細事業者が参加し、イカゲームシーズン2コラボイベントも一緒に行われる。フェスティバル期間に光化門広場で〈イカゲーム〉シーズン2の特別展示開かれ、12月21日(土)には、ソウル広場から光化門の約1㎞の区間で、約500人が参加する大規模のパレードが開かれる。 【清渓川】清渓川で開かれるソウルを代表する光フェスティバル「ソウルビッチョロン祭り」。「ソウルランタン(SOUL LANTERN)」をテーマに、伝統と現代の「遊び」を表現する。伝統的な光造形物から世界的に有名なランドマークまで240個の展示物により、清渓川一帯が冬まつりの場に生まれ変わる。 【ソウル広場】多くのソウル市民が待ちに待った「ソウル広場スケート場」は、「ソウル、冬が近づいている」というテーマえ運営される。漢江で氷ソリ、コマ回しなどを楽しんだ昔の趣のある空間を用意する。また、今年は外国人観光客の利便性を高めるために、「ディスカバーソウルパス(Discover Seoul Pass)」と提携するなど、観光客の誘致に取り組む。 <普信閣で直径30mの「午前0時の太陽」と一緒にカウントダウン・市民が演出する1万5千の光> 〈2024ソウルウィンターフェスタ〉のハイライトである「カウントダウン」と「除夜の鐘」イベントは、12月31日(火)23時35分から普信閣で開かれる。昨年、普信閣と世宗大路の2カ所で行われたイベントを一カ所に集め、鐘の音(聴覚)、光(視覚)、市民(ピックスモブ)を合わせる共感覚的フェスティバルに構成した。 韓国の伝統の美しさを強調したKミュージックからグローバルアーティストまで、普信閣を照らす様々なステージがカウントダウン前後に行われ、鐘つきと一緒に直径30mの午前0時の太陽がのぼる。 今年も市民に希望を与え、社会に貢献した除夜の鐘つきに参加する市民代表を推薦で募集し、33回の鐘つきを行う。推薦は30日(土)までソウル文化ポータルの公式サイト(culture.seoul.go.kr)で受け付け、選定委員会が最終的に確定する。 その他にも、「MZ世代のカウントダウン名所」のDDPでも新年を迎えられる 。レーザーと照明がDDPを照らし、サウンドと花火で、エネルギー溢れるカウントダウンが行われる。 <ソウルコンに参加する50カ国、3500チームのインフルエンサーと数十億のフォロワーが一緒に楽しむフェスティバル> 昨年〈ソウルウィンターフェスタ〉をグローバルフェスティバルとして位置づけるのに大きな役割を果たした〈ソウルコン〉との連携も続ける。今年もトータルフォロワー数が数十億人にのぼる50カ国の3,500チームのインフルエンサーが参加し、ソウルの魅力を世界に発信する。...   Read more
SMG 2,214

ソウル市、2隻の「漢江バス」が初進水…漢江の水上交通時代の幕を開ける

「漢江バス」関の建造が終わり初公開…海上試験、試運転を経て12月に漢江に引渡し 25日(月)慶南泗川にオ・セフン市長らが出席し「漢江バス安全祈願進水式」開催 漢江バスの内部と外部を初公開、漢江バスならではのデザインと便益施設も紹介 環境対応のハイブリッド推進システムの95%が韓国産、バッテリー火災に備えた4重の安全装置など、技術も発展 船舶の引渡し日程に合わせて漢江バスの安全性確保のためのテスト運航を段階的に実施 新しい水上交通時代の幕を開ける「漢江バス」が建造を終え、ついにその姿を公開した。ソウル市は、今年3月から始めた「漢江バス」2隻の進水式を慶尚南道泗川市で行ったと発表した。 漢江バスの安全な運航を祈る進水式は、ソウル市のオ・セフン市長とソウル市議会のチェ・ホジョン議長、漢江バスの運営事業者である(株)漢江バスの関係者らが出席し、11月25日(月)午後12時50分にウンソン重工業(慶尚南道泗川市泗南面)の近くにあるイベント上で行われた。 進水式には、韓国海洋大学校のリュ・ドングン総長、木浦海洋大学校のハン・ウォンヒ総長、ソウル市議会の国民の力イ・ソンベ院内代表、ソウル市議会の住宅空間委員会のキム・テス委員長、ソウル市議会の環境水資源委員会のパク・チュンソン副委員長、泗川市のパク・ドンシク市長、泗川市議会のキム・ギュホン議長をはじめ、約40人の関係者らが参加した。 進水式では、 ▴支綱切断 ▴シャンパンブレイク ▴有功者表彰が行われた。 〇 支綱切断:へその緒を切るように、船が初めて進水するのを出産に例えて行うこと。支綱切断は、女性の役目と 決まっているため、ソウル市議会の68年の史上初の女性議長であるチェ・ホジョン議長が支綱切断を行った。 〇 シャンパンブレイク:シャンパン瓶を船にぶつけて割るパフォーマンスで、船の誕生を祝い、安全な運航を祈願するための儀式。シャンパンブレイクには、ソウル市のオ・セフン市長、ソウル市議会のチェ・ホジョン議長、(株)漢江バスのキム・ソンジク代表取締役、(株)ウンソン重工業のキム・ジョンヨル代表取締役が参加した。 〇 有功者表彰:今回進水する2隻の船舶を建造した(株)ウンソン重工業のキム・ジョンヨル代表取締役、ハイブリッド船舶推進システムの開発と製作を担当した(株)カネビモビリティのチョン・ジョンテク代表取締役、船舶の設計を担当した(株)チョンへエンジニアリングのイ・ジェチョル常務にオ・セフン市長が表彰状を渡した。 進水式の後には、ウンソン重工業の工場に移動し、建造が終わり、進水を控えている、もう1隻の漢江バスの内部と外部を予め確認した。 漢江バスは、双胴船型で、漢江でスピーディーに動きながら、航跡波の影響は最小限に抑えられると関係者は説明し、潜水橋の下も通れるように船体の高さを調整したと付け加えた。また、漢江バスの色は漢江の日の出や日の入りなど、美しい漢江の色と光をそのまま映すホワイトの背景に、清涼感のあるブルーをグラデーションし、キラキラ光る漢江の表面と水勢が感じられると説明した。 その後、漢江バスの中に入ると、真っ先にパノラマウィンドウが見える。大きな窓から漢江の広々とした景色やソウル都心の夜景が楽しめると関係者は説明した。また、中にあるカフェテリアで簡単な飲み物や食べ物を買って個人のテーブルで食べながら余裕で快適な移動ができるのが、漢江バスならではのメリットであると強調した。なお、船舶の前と後ろにサイクルラックを設置し、自転車を持ち込める他にも、4つの車いす席も用意したため、交通弱者も漢江バスを気軽に利用できると付け加えた。 特に、市は、環境に優しいハイブリッド船舶に建造された漢江バスの推進システムを、バッテリーによる火災から守るために、様々な安全装置を設けたと説明した。バッテリーシステムの内部にあるガスセンサーを設置し、火災の兆候を検知できるようにするほかにも、 ▴バッテリーの過充電防止 ▴バッテリーセルの連鎖爆発防止 ▴熱暴走時に発生するガスを噴射して消火 ▴有事の際には、バッテリーを沈水させるなど、バッテリーによる火災を予防する4重の安全装置をそなえたと発表した。 また、ハイブリッド推進システムを制作した関係者は、推進システムのコア技術であるバッテリーおよび電力変換装置に対する持続的な研究や開発を通じて、推進システムの95%以上を国産化し、既存の海外製品の問題により、部品の調達遅延および過剰なA/Sコストの」発生などのデメリットも解決できると説明した。 市は、本日公開された2隻の船舶は、ウンソン重工業の近くにある海で海上試験と試運転を行い、韓国海洋交通安全公団(KOMSA)による機能や安全性の検証を経て、12月までに漢江に引き渡す予定であり、残りの6隻の船舶と予備船舶など追加の4隻も日程通りに建造し、順次漢江に到着させる計画であると発表した。 なお、船舶の引渡し日程に合わせて、段階的に船舶と設備の検証、スタッフの教育、航路の検証、非常時の対応訓練など、テスト運航を実施し、正式運行する前に漢江バスの運営における安全性と利便性を十分確保すると付け加えた。 ソウル市のオ・セフン市長は、「漢江水上交通の時代がついに幕を開けた。『漢江バス』を通じて、市民には新しい公共交通機関を、韓国の首都ソウルを訪れる観光客にはのんびりと楽しめるソウルならではの特別な雰囲気をお伝えでき、プライドを感じる」とし、「ソウルの漢江を、世界で最も楽しい川に、漢江バスは、ソウル市民が毎日快適に、便利に、楽に、幸せに利用できる水上交通手段に、必ず生まれ変わらせたい」と述べた。
SMG 2,077

「トキメキin漢江」募集人数100人、申し込み3,286人 倍率は33:1で男女比は男性51%女性49%

書類で事前検証済みの応募者から抽選で100人(男女50人ずつ)を最終的に選定…15日に個別通知 反響の理由は、事前検証で安心安全、出会い不足、興味深いプログラムなど 11月23日(土)セビッソムで漢江ヨットツアー、レクリエーション、1対1トークなど、様々なプログラムを用意 ソウル市は、独身男女に特別な出会いの場を提供するために、ウリィカードと一緒に23日(土)に開催する「トキメキin漢江」イベント参加者を募集した結果、募集人数100人に対し、3,286人が申し込み、33:1の倍率を記録したと発表した。 特に、自治体主催の独身男性婚活パーティでは、女性の申し込みが男性より少なく、アンバランスであるとの指摘があったが、「トキメキin漢江」では、男性が51%、女性が49%でバランスが取れたのも特徴。 男性は、1,679人が申し込み、倍率は33対1、女性は1,607人が申し込み、32対1の倍率を記録した。年齢は、25~29歳が26%、30~34歳が45%、35~39歳が29%であることが分かった。 応募者の職業は、小学校教師、看護師など女性の多い職種と、IT、消防・警察公務員など男性の多い職種が多かったことも一つの特徴。 市は、応募者の書類を検討し、抽選で男女50人ずつ選定し、15日(金)に個別通知する。 市は、「トキメキin漢江」にたくさんの応募があった理由として、事前書類検討と基本的なプロフィール検証を行い信頼できること、出会い不足問題の解消、漢江を舞台に構成したロマンチックなプログラムなどを挙げた。 応募者の応募動機を見てみると、ムン氏は「ソウル市が事前検証を行って、身分証明の確認済みの人が参加するから安心できて応募した」と言った。また別の応募者チェ氏は、「出会いの場が漢江だからロマンチックで、恋愛専門家のコーチングなど、様々なプログラムがあるという説明もあったので、いい人に出会えると思うとドキドキする」と言った。 なお、「トキメキin漢江」は、23日(土)盤浦漢江公園セビッソムで15時から21時まで漢江ヨットツアーをはじめ、レクリエーションゲーム、1対1トークなど、様々なプログラムに参加するパーティ形式で行われる。イベントの最後には参加者が気に入った相手を1~3位まで記入して提出。最終成立カップルは翌日に個別で通知する。 ソウル市の女性家族室長は、「『トキメキin漢江』に応募が殺到し、多くの独身男女が出会える機会が不足している現実を実感した」とし、「今回の『トキメキin漢江』に参加した方々が気に入った人を見つけ、多くのカップルが誕生することを期待している」と述べた。
SMG 2,060

外国人観光客に欠かせない観光コースとなったK-登山装備のレンタルから登山仲間も支援

ソウル観光財団「ソウル都心登山観光センター」訪問者3人の1人が外国人…多言語(韓・中・日・英)対応 北漢山・北岳山・冠岳山に登山タイプ・登山客の特性に合わせたプログラムが韓国人・外国人から好評 専門家と一緒にグループ登山、韓国文化体験∔登山連携プログラムなど 旅行会社・海外向けファムツアーも…登山観光が新しいトレンドとして浮上 財団、「登山服・登山靴から安全装備までレンタル、ソウルの名山を楽しめるようにサポート」 最近、外国人観光客の間でK-登山が韓国観光の必須コースになり、ソウル都心の名山を登る外国人は、もはや珍しくなくなっている。特に、ソウルを代表する北漢山・北岳山・冠岳山に設けられた「ソウル都心登山観光センター」で登山装備のレンタルから手荷物預かりサービス、更衣室や登山コースの案内、登山体験プログラムも提供し、訪問する外国人観光客が増えている。 ソウル市傘下のソウル観光財団(代表取締役キル・ギヨン)は、「ソウル都心登山観光センター」を訪れた訪問客は約4万人で、そのうち1万7,600人が外国人であると発表した。訪問客の3人の1人が外国人である。 現在運営しているセンターは、北漢山・北岳山・冠岳山の3カ所。22年9月オープンした北漢山を皮切りに、今年4月は北岳山、11月1日に冠岳山センターがテスト運営を始めた。 最初にオープンした「ソウル都心登山観光センター北漢山」は、国立公園の入り口である牛耳新設線の北漢山牛耳駅から徒歩5分距離にある。ソウル都心の唯一な国立公園であり、場所によって傾斜が激しい北漢山の特徴を考え、アイゼン、トレッキングポールなど、安全な山登りのための装備を用意し、レンタルしている。今年だけで約1,300件のレンタルがあった。また、センター内に設けられたクライミングジムと連携した体験プログラムも運営している。 三清洞の伝統韓屋に設けられた「ソウル都心登山観光センター北岳山」は、光化門広場、景福宮などの都心観光の合間に、短めの登山やピクニックを楽しめる施設である。レインコート、アームカバー、キャンピングチェアなど、簡単な山登りに必要な装備があるため、観光客に人気だ。 センター2階にある韓屋ラウンジでは、外国人が参加できるハングルカリグラフィー、北岳山形の石鹸づくり、伝統酒作り体験など、毎月特別なプログラムを運営し、登山と一緒に韓国文化の魅力も発信している。 11月1日にテスト運営を始めた「ソウル都心登山観光センター冠岳山」は、新林線の冠岳山駅地下1階に設けられ、アクセス性が抜群だ。冠岳山の形を活かし、あちこちに岩を置き、ラウンジには「谷の水音」、「山の香り」など五感を刺激する要素を備えている。特に、靴と衣類クリーニング機もあり、利用客の利便性を向上。現在、冠岳山センターは、登山客の聖地として挙げられテスト運営1週間で3千人以上の市民と観光客が訪れた。 各センターには、専門家と一緒に登る定期・特別登山プログラムがある。個人・団体の外国人であれば申し込みでき、ソウル市内の山で様々なコースを運営している。登山のみのプログラムもあれば、韓国文化体験も一緒に楽しめるプログラムもある。例えば、弓道の体験から南山を登るか、テンプルステイの後で道峰山を登る内容である。10月末時点で660人の外国人が参加したが、昨年の参加者が550人であったことと比べると大幅に増加したことが分かる。 全てのコースには、難易度を表示し、初心者からマニアまで自分に合うプログラムを選べる。最近は、夜間のグループ登山プログラムが人気で、今年約180人の外国人が参加した。 詳しくは、ソウル都心登山観光ホームページ(www.seoulhiking.or.kr)または、ソウル都心登山観光の公式インスタグラムアカウント(@seoulhikingtourism_official)で確認できる。 外国人の団体・企業・旅行会社に新しい観光コンテンツとして浮上している「登山」を体験する「ファムツアー」も人気だ。今年40カ国の約230人がファムツアーに参加し、ソウルの山の魅力を体験した。 ソウル都心登山観光センターの体験プログラムとファムツアー参加者向けのアンケート調査結果、98.4%が満足すると答えた。専門家が一緒にいて安全であること、ソウルの景色を眺めることができ、登山装備がレンタルできて便利であることなどを高く評価した。 その外にも、ソウルにある23の山の中で10の山を選んで上る外国人向けの「ソウル都心10大名山チャレンジ」も行っている。自分が好きな時間に行きたい山を登れば参加でき、頂上に登りメッセージタオルをもって写真を撮ると、全部登り切った人に記念品を与える。 今年のチャレンジに参加する62カ国500人の挑戦者を募集し、7月13日に発隊式を開催、最初の完登者は、開催からわずか6日で10の山の頂上に登ったロシア出身のアントン・ピチュギンさん。 今年に外国人が最も多く挑戦した山は、安山、龍馬山、仁王山の順で、チャレンジした数は863回。今回のチャレンジは11月17日まで行われる。 ソウル観光財団の代表取締役は、「都心の山はアクセス性が良く、登りやすいため、最近ソウルを訪問した多くの外国人に登山観光が新しいトレンドになりつつある」とし、「より多くの外国人が、ソウル都心登山観光センターで提供するK-登山関連の新しい情報とサービスを通じて、ソウルの魅力的な名山を楽しめるように取り組んでいきたい」と述べた。
SMG 156