ソウル市、中米経済統合銀行韓国事務所を誘致
ソウル市が、中米経済統合銀行(CABEI)韓国事務所をソウルに誘致した。中米経済統合銀行(CABEI)とは、中央アメリカ5か国が地域の均衡開発と経済統合のための「公共民間投資支援」のため1960年に設立した多国間開発銀行だ。特に、中央アメリカ地域のインフラ、エネルギー分野の投資に高い専門性を持つ国際金融機関として、現在15か国が会員として活動中である。 中米経済統合銀行(CABEI):Central American Bank for Economic Integration 韓国は、2020年1月に中米経済統合銀行への加入を完了した。中米経済統合に関する一般条約に基づき域外資本を誘致して、中米地域の持続可能な経済開発と成長、社会開発、域内協力増進に必要な金融資本を投入する機能を担っている。 中米経済統合銀行(CABEI)は、2021年内に金融の中心地であるソウルのヨイド(汝矣島)に「韓国事務所」を構え、韓国と中米地域の戦略的パートナーとして活動を開始する予定だ。 ソウル市は、誘致当時にヨイド(汝矣島)に密集しているグローバル金融会社、人材育成のための金融大学院など集積された金融インフラについての情報を提供して韓国事務所誘致に積極的に取り組んだが、特に韓国の「優れた金融人材」への関心が高かった。 ソウル国際金融オフィスの概況 位置:ソウル国際金融センター One IFC 16階(ソウル市ヨンドゥンポ(永登浦区)ククチェグミュンロ 10) 造成面積:賃貸面積 3,062㎡、専用面積 1,694㎡ 機能:金融機関のソウル事務所と金融業従事者ネットワーキング空間 ✔ 入居スペース支援、会議室・セミナー・ラウンジなどのスペースの利用、韓国内の金融業に関するコンサルティングと金融投資情報の提供、金融機関どうしのネットワーキングプログラムの機会提供など 施設概況 (単位:個) 施設概況 区分 金融機関ソウル事務所(㎡) ネットワーキング共用スペース 合計 1人 25.88 40.39 65.1 82.46 254.8 セミナー室 会議室 ラウンジ スタジオ 数量 15 7 4 1 1 1 1 2 5 2 1 主な施設 主な施設
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