ソウル市、社会的経済企業の販路拡大をサポート…チェジュ(済州)JDC免税店入店
韓国南部の自然に恵まれた島、チェジュド(済州島)のチェジュ(済州)国際空港内にあるJDC免税店に、社会貢献や公正貿易など社会的価値のために活動している社会的経済企業の商品を販売する店舗が入店する。 2018年12月、JDC免税店内にオープンした店舗「each」で、15社の商品(ファッション雑貨・アップサイクル・食品など)約200点を試験販売した結果、1か月目の売上高は2,800万ウォン、6か月後の6月には3.93倍の9,300万ウォンと売上高が急増した。これを通じて免税店での社会的経済企業による商品の販売可能性を確認、今後とも体系的な広報と販路の支援などを行い、本格的な販売の活性化に注力する。 韓国人はもちろん外国人観光客など年間1,400万人余りが訪問する免税店を社会的経済企業の商品販売の拠点とし、消費者に良質の商品を手軽に購入できる環境を提供できるよう3つの機関がインキュベーターとしての役割を積極的に行う。 「JDC(チェジュ(済州)国際自由都市開発センター)」は、社会的経済企業に安定した販路を提供・拡大するための店舗を提供し、適正なマージン率を適用する。これまでの様々なブランド商品の企画・広報・販売・管理などの経験をもとに、入店企業の成長をサポートするための教育や相談なども実施する。 「ソウル市」は、社会的経済企業の社会的価値や成長可能性を高めるとともに自立化できる政策を打ち立てて支援し、さらに資源の連携、販路の拡大、広報などに積極的に協力する。また、「ソウル市社会的経済支援センター」では、免税店に入店する企業を発掘、店舗を運営する主体の育成と社会的経済企業の実質的な広報に取り組み、入店店舗の活性化を積極的に支援する。
登録日投稿者SMG ヒット860