ソウル市、「内蔵型マイクロチップ」を利用してペット犬を動物登録
ソウル市は、動物内蔵型チップによりペット犬が迷子になることや遺棄されることを効果的に予防する「内蔵型動物登録制」を本格的に支援する。市民は2019年から約900か所の動物病院で1万ウォンの費用を支払い、内蔵型動物登録をすることができる。飼育実態を正確に把握することで、遺棄された動物の安楽死「ゼロ」を目指す予定だ。 「動物登録制」では、生後3か月以上のペットとして飼われている動物はすべて動物登録を行わなければならない。各動物に固有ナンバーを付与し、内蔵型チップを埋め込んだり、または首輪などの外装型チップを装着させることで主人の名前、住所、連絡先、ペット犬の品種、年齢などを動物保護管理システム(animal.go.kr)に登録するものである。ここに登録されたペット犬が迷子になった場合は、このシステムを通じて簡単に主人を見つけ出すことができる。 内蔵型マイクロチップ 登録方式 内蔵型電子チップ埋め込み 外装型電子タグ装着 認識票装着 形態 施術方法 米粒ほどの大きさのマイクロチップをペットの皮下部分に埋め込む ペンダント部にマイクロチップが内蔵されている首輪 主人の名前と連絡先が記されている名札 費用 45,000ウォン~70,000ウォン 15,000ウォン~25,000ウォン 5,000ウォン~10,000ウォン 特に、「内蔵型動物登録」は米粒ほどの大きさのマイクロチップを動物の肩甲骨の間にある皮下部分に埋め込む方式で、体内にチップがあるため外装型チップや登録認識票に比べて破損、紛失、破棄される危険性がなく、ペットの迷子・遺棄の防止により効果的だ。ペットが迷子になることがあっても、内蔵型チップがあれば主人をより速く見つけ出して連絡することができる。 内蔵型動物登録の支援対象はソウル市民により飼われている全てのペット犬であり、2019年からソウル地域にある約900か所の動物病院で1万ウォンを支払うと、内蔵型マイクロチップ動物登録の施術を安全に受けることができる。 ソウル市で遺棄された動物は、2013年の動物登録制実施以来、2013年の1万1,395匹から2017年8千632匹に減少した。ソウル市は内蔵型動物登録制をより活性化させ、市民の需要に応じた動物福祉政策を開発・施行する予定だ。
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