奨忠体育館 誕生から50年にして「複合文化体育施設」に様変わり
1963年2月1日に韓国最初の室内競技場としてオープンし、アマチュアのバスケットボール大会や「頭突き王」故キム・イル選手(日本名:大木金太郎)のプロレスの試合、第12代韓国大統領選挙など、数多くの歴史的瞬間を見届けてきたチャンチュン(奨忠)体育館が、誕生から50年にして高品格の「複合文化体育施設」に様変わりしました。 外装デザインは、プチェ(扇子)踊りやカンガンスルレなど韓国の代表的な舞踊と遊びがイメージされ、安全な施設に重点が置かれています。観覧席には家族席やカップル席といったテーマ席と障害者に配慮した席が設けられ、ミュージカルやコンサートなど各種文化公演も開けるよう、最先端の音響施設や照明、電光板、放送中継設備なども備えられています。地下鉄3号線トンデイック(東大入口)駅からチャンチュン(奨忠)体育館への専用連絡通路が新設され、アクセスが良くなりました。 太陽光施設 地下鉄3号線東大入口への連絡通路 ソウル市とソウル施設公団は、2012年5月にチャンチュン(奨忠)体育館の改修に着手してから2年8カ月で工事を完了させ、15日(木)に初めて内外部の様子を公開しました。 改修工事により、チャンチュン(奨忠)体育館は地下1階~地上3階(延面積8,385㎡)から地下2階~地上3階(延面積11,429㎡)に拡張されました。総観覧席数は4,507席です。 新設された地下2階には、これまで不十分だった選手たちの練習場及び筋力トレーニング場(564.7㎡)となる補助競技場のほか、フィットネスクラブなど近隣の住民が利用できる生活体育施設が新たに設けられました。 折りたたみ式(肘掛け)座席 吸音材を施工した壁 また、▲地下1階は地域住民が余暇活動を楽しめる「スポーツ活動室」 ▲1階はメイン競技場や選手控え室、審判室、管理室など競技関連・運営支援施設 ▲2階は一般観覧席やチケット売場、カフェなどサービス施設 ▲3階は一般観覧席で構成されています。 < 建築施設 > 所在地 ソウル市中区チャンチュン(奨忠)洞2街200‐102 規模 地下2階、地上3階、総面積11,429㎡(3,044㎡拡張) 地上階 3階 観覧施設(一般観覧席) 2階 観覧施設とサービス施設(カフェ、チケット売場、展示場など) 1階 競技関連・運営支援施設 (メイン競技場、選手控え室、審判室、管理室、電気室など) 地下階 地下1階 複合文化施設(スポーツ活動室) Floor 地下2階 競技運営施設(補助競技場)と複合文化施設(フィットネスクラブなど) < 地下2階連絡通路 > < 2階アートウォール > < マップ >
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