「犯罪不安ゼロ」ソウル市防犯・安心グッズの支援拡大・強化で安心特別市を目指す
ホーム セキュリティ用「安心ホームセット」の必須品目2種を直接指定、支援対象も全ての1人世帯に拡大 音声認識非常ベル、デジタルドアロックなど、「ストーカー対策」必須支援品目を2種→4種に拡大 今年計1,600余りの1人世帯(店舗)及びストーカー被害者などに防犯・安心グッズ支援…被害があった店舗・多発地域を優先 ソウル市が住居侵入及びストーカー行為などのあらゆる犯罪から1人世帯を守るために「ソウル市防犯・安心グッズ支援事業」を今月から本格的に始める。 市は、1人世帯、女性1人で営む店舗、ストーカー犯罪の被害者などの被害を防止するために、スマートドアベル、家庭用防犯カメラなどの防犯グッズを支援している。昨年の1年間で計2,400余りの世帯・店舗が支援を受けており、4.5点(5点満点)という高い評判を受けている。 従来は、各自治区によって支援グッズが異なっていたものの、これからは1人世帯が最も不安を感じている要因の一つである不法侵入の防止に効果的な2種類のグッズを必須品目として指定し、家の外はもちろん、中の安全まで確保していく狙いだ。 市が指定した「1人世帯安心ホームセット」の必須品目2種は、▲帰宅前後に携帯で玄関の状況をリアルタイムで確認できる「スマートドアベル」と、▲お出かけの時に家の中を確認できる「家庭用防犯カメラ」である。自治区別に必須品目2種に加えて、支援グッズをさらに受け取れる。 「1人世帯安心ホームセット」の支援対象も拡大する。これまでは家賃が割と低い1人世帯に限られていたが、今年からは賃貸住宅かどうかに関係なく1人世帯であれば誰もが利用できるようにする。 なお、ソウル市はストーカー犯罪被害をさらに防ぐために、女性が一人で経営する店舗に現在でも支援している「音声認識非常ベル」をストーカー犯罪被害者にも与え、危険な状況が発生した時、すぐに通報できるようにサポートする。さらには、すぐにロックされる機能を備えた「デジタルドアロック」も支援し、必須支援グッズを昨年の2台から4台にまで増やした。 女性が1人で経営している店舗には、通報が入った際に区役所の防犯カメラ管制センターと連携して警察がすぐに出動できる「音声認識非常ベル」を支援する。犯罪被害があった店舗や犯罪多発地域 にある店舗、小規模店舗などを優先的に支援する。 支援を希望する市民は、各区役所のホームページにて申込書類をダウンロードし、必要書類を添付して担当者にメールを提出することで申し込み可能。 ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は、「ソウル市の防犯・安心グッズ支援事業は市民から4.5点をつけてもらうなど、高く評価されている事業である。今年はより安全に守れるように必須支援品目を指定したり、支援対象を拡大したりするなど、さらにきめ細かな防犯に注力した」とし、「防犯・安心グッズが欠かせないソウル市の1人世帯、ストーカー被害者など、防犯対策が切実な市民であればぜひ申し込んで安心安全な日常を過ごしてほしい」と述べた。
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