世宗路公園「ハングル文字の広場」に11,172字のハングルが刻まれる
ソウル市は7月13日に行われたソウルデザイン委員会審議において、世宗文化会館の隣にある世宗路(セジョンノ)公園の「ハングル文字の広場」のデザインを最終決定した。 「ハングル文字の広場」は市民に憩いの場を提供すると同時に、科学的で使いやすいハングルの素晴らしさを市民と外国人に知らせるためのものである。広場にはハングルの初声(19字の子音)、中声(21字の母音)、終声(28字の子音)による11,172の字が刻まれた四角い柱状の石が配置された空間が作られる予定である。 広場の石には、他の特別なデザインは施さず、ソウル市民を含む韓国人、海外在住の韓国系の人、韓国に住む外国人、多文化家庭の人など、11,172人が指で書いた字(カリグラフィー)が刻まれることになる。 また、地面には「ㄱ」、「ㄹ」、「ㅁ」、「ㅂ」など、 格子型に近いハングルの子音を象ったものが配置される。これらの石は実用性を考慮し、座ったり、寄りかかることのできるよう、適切な高さにつくられる。 今回デザインが決まった「ハングル文字の広場」は、今年の10月まで工事が完了する予定であり、市民にとって憩いの場になると同時に、ハングルの素晴らしさが体験できる空間になると期待されている。
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