ソウル市、念願の事業「ソウル追慕公園公園」を14年目に完工
ソウル市はソウル市民にとって昔からの念願の事業であり、ソウル市内の火葬問題を解消する「ソウル追慕公園(チュモゴンウォン)」を推進して14年目に完工し、12月14日午前11時、竣工式を行った。1ヶ月の点検期間を経て2012年1月16日、開場する予定である。 清渓山(チョンゲサン)の麓、約37,000㎡の敷地に、一輪の花を形象化した「ソウル追慕公園」は、韓国初の都心火葬施設である。 環境に配慮して建築されたソウル追慕公園は、最新の火葬炉11基を備えており、1日最大65件の火葬が可能であり、利用の利便性を考慮した専用の進入道路と公園なども造成された。 火葬場は忌避施設と認識されているので、市民の要求を受け入れ、ソウル追慕公園の建築物全体を地下化し、外部からは公園の一部にしか見えないように造られた。 ソウル追慕公園の火葬炉は再燃焼炉を主燃焼炉の下に配置する「向流燃焼方式」が特徴である。この火葬炉は燃焼物質を上下に移動させて四回燃焼させることにより、極微量の煤煙ガスも発生させず、完全燃焼はもちろん、無煙無臭を実現した最先端火葬炉という評価を得ている。 また、ソウル市はソウル追慕公園に火葬施設の他にギャラリーや一般的な市民公園も造成することにより、展示会、コンサートなども開ける世界最高レベルの、新しいタイプの複合文化施設にする計画である。 ソウル追慕公園は韓国初の「ワンストップサービス」を提供するハードウェアだけでなく、ソフトウェアといえる運営システムにも万全を期している。 ワンストップサービスとは、受付の時にオプションなどをパソコンに入力すると、火葬が終了するまでのすべての手続きがスピーディに行われ、案内される自動システムをいう。
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