外国都市の公務員、ソウルで都市発展の解決法を探す
ソウル市は、2012年に世界57都市、約50人の公務員をソウルに招待し、市政研修を実施する計画だ。 ソウル市は、2011年に26都市、34人を招待した「外国都市公務員招請市政研修」を、今年はソウル市の姉妹・友好都市とアジア新規戦略都市の公務員まで招待範囲を拡大する。これにより、都市間の交流強化はもちろん、自国の実際交流の発展にソウル市政を積極的に活用できるようにしていく計画だ。 ソウル市の「外国都市公務員招請市政研修」は、5月にアジア新規戦略都市のシンガポール、ニューデリー、大阪、イスタンブール、香港など8都市で行い、10月にはソウル市の姉妹・友好都市で、11月初めには中国戦略都市の公務員を招待して行う計画だ。 研修では、ソウル市の優秀市政分野であり他都市の関心が高い▴観光▴公共交通機関▴環境などを中心に集中的に行われ、持続的なノウハウの伝授を通じて都市の発展に実質的に役立てる計画だ。 同時に、ソウルを訪れた外国都市の公務員にも各都市の主要施策を紹介し、議論する時間を設ける。外国都市の現地最新情報を得るだけでなく、国際社会をリードする都市としての共同課題の解決策も模索する。 そのほかにも麻浦資源回収施設、清渓川文化館、ソウル市交通情報センター(TOPIS)、南山韓屋村などの現場訪問を通じ、伝統と先端技術が融合したクリーン都市ソウルの姿を世界に発表する。 ソウル市は、2001年から「外国都市公務員招請研修」を計16回にわたって48都市、179人を対象に実施してきた。2008年からは、中国の公務員対象研修や、2010年からアジア戦略都市の公務員を対象にした研修を特化し、拡大して行っている。
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