外国人1,000人を対象にしたソウル文化体験
ソウル市は今年も例年通り、「2012ソウル文化体験イベント」を実施することを明らかにした。一年間に15回ほど行われるこのイベントは、ソウルを訪れる外国人1,000人余りを対象に韓国の文化体験などの機会を提供するものだ。今年第1回目の参加者は、コリアソサエティ(The korea Society)の青少年文化交流プログラムである「プロジェクト・ブリッジ(Project Bridge)」に参加するため4月5日から15日まで韓国を訪問するアメリカのニューヨークとロサンゼルスの多民族学生22名である。 参加者は 4月13日、南山韓屋村(ナムサン・ハノクマウル)を訪問して生活習慣やテコンドーを体験した後、北村(プクチョン)八景や嘉会(カフェ)民画博物館などを観覧する予定だ。帰国後はツアー期間中に撮った写真やイベントのレビューなどをソウル市が運営する英文ホームページやフェイスブックなどに掲載し、ソウルの文化に関する情報を共有する予定だ。 2008年に本格的にスタートした「ソウル文化体験イベント」は、去年までに154回実施され、今まで留学生、外交官、外国人公務員、外国人記者団、乗務員、交換留学生などの計9,350人余りの外国人が参加、ソウルの文化を紹介するなどソウルのイメージアップに貢献してきた。特に今年は、年令別、国家別、季節別にコースを分け、参加者の希望に合わせてプログラムを組み、ソウルの様々な見どころを紹介、さらなる反響を呼ぶことが期待されている。 ※ コリアソサエティは、公演、展示、映画、フォーラム、出版などを通じて韓国の文化や芸術を紹介する非営利団体で、現在ニューヨークに本部を置いている。
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