米名門大学の都市関連専門の大学院生たちがソウルについて学ぶ
アメリカ有数の4校の行政大学院の教授や学生など27人がソウルを訪れ、優れたソウル市政のモデルケースを体験する。 ソウル市立大は、詳細を次のように発表した。10月20日(日)から25日(金)までの6日間、アメリカのコーネル大学、デラウェア大学、セントラルフロリダ大学、ポートランド州立大学の行政大学院の教授と学生がソウルを訪れ、ソウルの▴文化、▴都市計画、▴電子政府など7つの分野の政策に関するソウルフィールドトリップ(SCS)*を実施する。 *SCS(Seoul Case Study、又の名はソウルフィールドトリップ)は、ソウル市立大が運営する「海外有数行政大学院ソウル市政事例研究カリキュラム運営支援」事業の略字である。 ソウル市立大とソウル市は現在、アメリカ10校、イギリス1校と、計11校の行政大学院とMOU(了解覚書)を締結し、「ソウル市政事例研究」を正規のカリキュラムに組み込み、ソウルの優れた市政の成果を学問的に共有・研究するよう誘導している。 受講者は電子政府、都市計画など、ソウルが世界に認められている分野について一学期の間授業を受ける。また、授業期間中、約1週間のソウルフィールドトリップを通じて、優れた市政の成果と韓国文化を体験する。 今年で12回目を迎える今回のソウルフィールドトリップでは、ソウル市政の各分野の担当者が直接当該の講義を行い、訪問団はソウル交通センター(TOPIS)、漢江(ハンガン)など主要政策の現場を訪れ、成果を体験する。 フィールドトリップの最終日の25日(金)には、受講者全員がソウル市の発展方法に関する発表会を開催し、政策の代案を提示する。 発表会では各大学別にソウル市の発展方法について発表し、アメリカに帰ってからはソウル市政に関するリサーチペーパーを提出する。ソウル市立大はそれらをソウル市の政策に活用する予定である。 2010年から現在まで、11校の大学の257人が「ソウルフィールドトリップ」を通じてソウルを訪れ、ソウルの優れた市政を体験した。前回の第11回の参加者を対象に行ったアンケート調査によると、「ソウルという都市を理解できるようになって非常に嬉しい。アメリカの政策にも役に立つものが多く、ソウルはもとより韓国に対するイメージがかなり変わった」と話し、満足した答えが多かった。 プログラムを運営しているソウル市立大・国際都市科学大学院では、「現在、アメリカとイギリスの名門行政大学院とも協議中である。これらの大学院がソウル市の政策をモデルケースとして自国に紹介すると考えられるので、ソウル市の認知度と都市の競争力を高めるのに寄与すると予想される」と話した。
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