開場から1年、ソウルロ7017の訪問者数が1千万人突破
2018年5月20日、開場1周年を迎えた「ソウルロ7017」の訪問者数が1千万人突破を目前に控えている。週末は一日平均3万人、平日は平均2万人が絶えず訪れており、外国人観光客も約2百万人が訪問した。年齢層では20代(26.1%)と30代(23.9%)が最も多く、ソウルロへの進入路から見るとソウル駅広場(41.1%)とナムデムン(南大門)市場(19.7%)から訪問する観光客が圧倒的に多かった。 ソウルロでは、これまでピョンチャン(平昌)冬季オリンピックの聖火リレーをはじめ、ファッションショーやパレードなどの多彩なお祭り・イベントが計1,305回開催された。また、20か国以上からベンチマーキングのために訪れ、外国人観光客の全般的な満足度も83.8%と高かった。 ソウルロ7017が地域再生の拠点として浮上するにつれ、地域住民や周辺で店舗を営業している人たちにとっては生活の一部になっている。ナムデムン(南大門)商人会によると、ソウルロの開場以来初めての冬を越した現在では、訪問者数が以前に比べて20%ほど増加したとのことである。 ソウルロに植えられた樹木(288種/13,866本)や花・つる植物(95,391本)も一年が過ぎた現在まで約95%の生存率を示し、ソウルロで徐々に定着している。とくに、マンリドン(萬里洞)広場を「PM2.5フリーゾーン」に指定し、PM2.5の低減効果に優れた4,182本の木を植栽した。 1年間、ソウルロ7017では大小のお祭りとイベントが計1,305回開催され、126万7,092人の市民が参加した。全長1㎞にも及ぶ都心の中の歩道というソウルロのアイデンティティと象徴性が込められたウォーキングやパレードイベント、周辺地域で働いている市民と地域住民のための日常プログラムが多くの人々から愛された。 車道を都心の中のグリーン歩道に再生し、市民に返した「ソウルロ7017」のユニークなストーリーは、韓国はもちろん世界からも注目を集め、英ガーディアン紙などの欧州メディアを通して全世界に紹介された。
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