開場3周年迎えた「高尺スカイドーム」累積観客332万人突破
ソウル施設公団、3年間計436回のスポーツ・文化イベント開催、累積観客332万人達し 雨天中止なく、猛暑日にも快適に観覧できる韓国唯一のドーム球場、プロ野球279試合行われ 米ケイティ・ペリーの来韓公演、K-POPアイドルコンサート続き、文化イベントのメッカ浮上 韓国初のドーム球場として2015年正式オープンした高尺(コチョク)スカイドームが、今月4日に開場から3周年を迎えた。ここ3年間、高尺スカイドームでは、計436回のスポーツ試合や文化イベントが開催され、累積観客は332万人に達する。まさに韓国を代表する複合体育文化施設として位置付けられている。 オープン以来、高尺スカイドームで開かれたイベントの8割近くはスポーツ試合で、これまで352試合が行われた。これによる累積観客は226万人で、全体の67%を占めている。 高尺スカイドームは、韓国プロ野球チームネクセン・ヒーローズのホームスタジアムとして、 100年にわたる韓国野球歴史において、初めてドーム球場時代を切り開いた。この3年間高尺スカイドームで行われたプロ野球試合は279試合に上る。 さらに、今年はホーム球団のネクセンがプレーオフ(3位決定戦)に進出したため、プレーオフ期間(10月16日~31日)だけで7万人以上の野球ファンがドームに集まった。韓国唯一のドーム球場として、雨天中止もなく、猛暑日が多かった今年の夏には特に選手もファンも快適に試合を楽しめたことからその人気はますます高くなっている。 スポーツ試合だけでなく、各種公演やイベント会場としても活用されており、3年間63回のイベントが開催された。イベント時には最大2万5千人まで収容可能な大型公演施設に変身。ケイティ・ペリー(2018年5月)やサム・スミス(2018年10月)など海外人気アーティストもこのドームで来韓公演を開いた。また、世界中で人気を博している防弾少年団(BTS)も、開場初年度から2年連続、当会場でファンミーティングとコンサートを行い、ワナワン(Wanna One)、エクソ(EXO)などK-POPアイドルのコンサートも全席完売になったおかげで、新しい公演文化のメッカとして浮上している。 一方、高尺ドームを運営するソウル施設公団は、オープン後からも観客の要望に応えるため、施設改修を行ってきた。びっしり並んだ座席のため移動困難だったことや試合の状況を確認しにくい小さい電光掲示板などを改修し、観覧客の視野確保や安全性の向上に努めた。 高尺ドーム(ソウル市九老区京仁路430)は、延べ面積83,476㎡、地下2階~地上4階建て、丸屋根の付いたフルドーム(Full-Dome)である。野球場は国際規格(1・3塁左右区間99メートル、中央122メートル、フェンスの高さ4メートル)を満足しており、グラウンドから屋根までの高さは、東京ドームより5メートル高い67.59メートルとなっている。観客席は、1階席~4階席まで計1万6,813席。コンサートなど文化イベント時には最大2万5千人まで収容可能。 ソウル施設公団理事長のイ・ジユン氏は、「より多くの観客に愛して頂けるよう、市民から寄せられた意見をもとに改修作業を進めるなど施設改善に取り組んできた」とし、「これからもソウルを代表する文化体育施設としてドームの管理運営面で最善を尽くして参りたい」と述べた。 <参考画像> <高尺スカイドーム貸し切り実績> <表1> 累積観客(単位 : 人) <表1> 累積観客 集計期間 累積観客数 1 2015.09.15.~2018.11.4 3,327,864 <表2> カテゴリー別イベント開催数及び動員観客(単位 : 回、人) <表2> カテゴリー別イベント開催数及び動員観客 カテゴリー 開催年度 開催回数 動員観客 1 プロ野球試合 2015 – – 2016 14(100試合) 881,683 2017 9(83試合) 722,369 2018 10(96試合) 536,230 計 33(279試合) 2,140,282 2 スポーツ試合... Read more
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