ソウル市、新型コロナと猛暑の両者により苦しむ災害弱者層のための特別保護対策を実施
最近、新型コロナウイルスの感染拡大と共に、ソウル全域に猛暑警報が発令されるほど厳しい暑さが続いている。ソウル市は、猛暑総合支援状況室を稼働し、新型コロナと猛暑により日常生活がより困難になっている高齢者や劣悪な居住環境に暮らす住民などの社会的弱者層を守るべく、「猛暑特別保護対策」を実施する。 まず、猛暑により疲労を感じた市民が休息することができる猛暑避難所や、ワクチン接種センターなどに、民間団体らと協力して防疫活動を実施し、防疫用の物品も支援する。そして、熱帯夜により、熟睡するのが困難な高齢者のために安全宿所を設ける。 また、特にケアが必要な高齢者33,375人に対しては、安否確認を強化する。猛暑特報が発令された場合、3,020人のスタッフが健康・状況などを考慮して隔日または毎日、安否確認の電話を行い、猛暑の状況について伝えるとともに高齢者の安全を確認する。 さらに、ホームレス・劣悪な住居環境に暮らす住民のための対策も強化する。ソウル駅とナムデムン(南大門)一帯には、住民たちが気軽に利用できるように野外猛暑避難所を2か所運営し、室内猛暑避難所20か所は徹底して防疫管理を行う予定だ。 また、ソウル型緊急福祉の猛暑対策費として5億ウォンを別途に編成し、生計費と暑さにより発生した熱中症の医療費、エアコン・冷風機・冷蔵庫・クールマットなどの冷房用品と電気代を最大300万ウォンまで支援し、所得・財産基準などを緩和してソウル型緊急福祉の支援対象を拡大する方針だ。 ソウル市、新型コロナと猛暑の両者により苦しむ災害弱者層のための特別保護対策を実施 高齢者センターに猛暑避難所を運営 チョクバン村(不良住宅密集地区)での 散水による熱冷まし 自律防災団による防疫活動 セジョンデロ(世宗大路)に設置された 「クーリングロード」
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