ソウル市、「太陽の都市、ソウル」でC40ブルームバーグ・アワード受賞
ソウル市は、革新的な気候リーダーシップを発揮した都市に毎年授けられる「C40ブルームバーグ・アワード」の再生可能エネルギー分野にて、「太陽の都市、ソウル」事業で最終受賞者に選ばれた。 今回の受賞は2014年に続く二番目であり、国際社会において「太陽の都市」としてのソウル市の地位を一層高めるきっかけとなった。ソウル市は、過密な大都市に最も適合すると言われる再生可能エネルギーの太陽光発電を通じて、温室ガスの削減、大気汚染の改善、雇用創出、低所得層に対する支援など、環境保護だけでなく経済・社会的利益など共同の利益(co-benefits)を等しく創り出したという点で高い評価を受けた。 「太陽の都市、ソウル」は2022年までに太陽光ミニ発電所を1百万世帯に普及し、設置可能な公共敷地100%に太陽光を設置して太陽光産業を育成し、太陽光発電設備を合計1GWに拡大する事業だ。この事業により、2018年太陽光設備の新規普及52MWを含め、総設置容量203.6MWを通じて年間237,805MWhの電力を生産しており、温室ガスを109t、CO2およびPM2.5を27.6トン削減できた。2022年までに4,500個余りの雇用創出効果も得られることと期待される。 一方で、ソウル市長はC40副議長・東アジア運営委員としても活動しており、ソウル市は今回の授賞式が開催されるC40市長総会(Mayors Summit)と、C40のリーダーシップグループである非公開運営委員会にも参加する予定だ。 ソウル市は、今回の総会で今後C40の核心議題に選ばれた「グローバル・グリーン・ニューディール」に対する支持を表明し、大気質の改善と地球健康献立の宣言にも参加しており、PM2.5の削減と健康的な献立改善のための努力も約束した。 ソウル市の太陽光事業に関する写真 ソウル市の太陽光事業に関する写真 大韓民国歴史博物館 チャムシル(蚕室)野球場 ソウルの森 ソンドン(城東)区シンハンドリームヴィル
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