ソウル市長、スタンフォード大学の奨学生らとビデオ会議で防疫ノウハウを共有
パク・ウォンスン(朴元淳)ソウル市長は28日(木)、米国西部にある世界の名門大学スタンフォード大学修士・博士課程のナイト・ヘネシー奨学生らとオンラインによるビデオ会議を実施し、韓国とソウルのKS(Korea+Seoul)-防疫ノウハウを共有した。 今回のビデオ会議は、多数の死亡者が発生したアメリカと違い、大都市としての機能を維持しながらも死亡者数がゼロに近い状況を持続しているソウル市の新型コロナウイルス感染症への対応経験とノウハウについて知りたいというナイト・ヘネシー奨学生プログラム財団の要請によって行われた。 パク・ウォンスン(朴元淳)市長は「新型コロナウイルス感染症に対するソウルの経験とポスト・コロナ時代に向けたソウルのビジョン」というテーマでメッセージを伝達し、新型コロナウイルス感染症に対応する過程でソウルが試みた革新的な対策や努力について紹介した。ソウル市による対応の核心的なキーワードとしては「革新と連帯」を提示し、ドライブスルーやウォークスルーなどの革新的な検査方式、成熟した市民意識のもとに成功したソーシャル・ディスタンシングについても紹介した。 また、ポスト・コロナ時代において世界レベルの都市へと飛躍するための3大戦略として、①「新しい防疫モデル」としての標準都市ソウル、②「社会的不平等に対応」する標準都市ソウル、③「国際連帯」の標準都市ソウルを提示した。 ビデオ会議に参加したスタンフォード大学のナイト・ヘネシー奨学生らは、2020年の初めにパク・ウォンスン(朴元淳)市長がアメリカで講演した時にも出会ったことがある。パク・ウォンスン(朴元淳)市長は2020年1月の米国訪問の際、スタンフォード大学の学長を務めたほか、現在グーグルの親会社アルファベット(Alphabet Inc.)の会長を務めるジョン・ヘネシー(John L. Hennessy)氏に招待され、「新技術によって市民の生活を守るスマート都市、ソウル」をテーマに講演し、修士・博士課程の学生から好評を得たことがある。 一方、パク・ウォンスン(朴元淳)市長は、以前にもコロンビアの副大統領、イスタンブール市長、アテネ市長などとのビデオ会議でソウル市の対応経験を共有したことがある。また、国際機関や海外都市の要請により、ソウル市の防疫対策やノウハウを共有するオンラインプラットフォーム「CAC(Cities Against COVID-19)」を構築し、現在600万PVを突破した。
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