ソウル市、話題のスポット「ヘバンチョン(解放村)シンフン(新興)市場」が地域経済をリードする名所として復活
ヘバンチョン(解放村)の古い歴史的跡と価値を大切にしながらも、1990年代以降衰退の一途を辿っていた「シンフン(新興)市場」と一帯をまとめる都市再生事業が、開始から6年、2021年の上半期にフィナーレを迎える。 ソウル市は2015年12月にヘバンチョン(解放村)を「都市再生活性化地域」に選定し、再生事業を本格化した。ここ数年間で新しい工房やカフェなどが集まり、人気ドラマやバラエティのロケ地として登場しながら、話題のスポットとなった「シンフン(新興)市場」を、都市再生デザイン革新の成功的モデルかつ地域経済をリードする名所として変身させ、地域商圏の中心地として復活させる。 「シンフン(新興)市場」はオシャレなカフェやゲームセンター、革工房など新しく生まれた話題のお店と1970~80年代の姿が残っている従来のお店が共存し、独特なニュートロ(New+Retro)文化を生み出している。『椿の花咲く頃』『梨泰院クラス』『路地裏食堂』などの人気ドラマやバラエティのロケ地として有名になり、「SNS映えスポット」「ベストショットスポット」としても話題である。 ソウル市、話題のスポット「ヘバンチョン(解放村)シンフン(新興)市場」が地域経済をリードする名所として復活 <シンフン(新興)市場のカフェ> <シンフン(新興)市場のゲームセンター> <KBSドラマ『椿の花咲く頃』の撮影シーン> <SBSバラエティ『路地裏食堂』 シンフン(新興)市場の食堂> ソウル市は2021年下半期までに、市場を暗くしていた古いスレート屋根を取り払い、夜も明るい革新的なデザインのアーケードを設置する計画だ。古い公衆トイレと市場の道路は綺麗に整えて、景観照明などを設置して美観を改善する。また、排水・消防施設を整えて、監視カメラを新しく設置して安全も強化し、イベントの開催や休憩スペースの造成も行う予定だ。 ヘバンチョン(解放村)都市再生のコアである「シンフン(新興)市場環境改善事業」が完了すると、住民と商人たちの生活利便性を大きく改善すると共に、シンフン(新興)市場がヘバンチョン(解放村)の経済・文化拠点として生まれ変わり、もう一度地域に活力を与えるきっかけとなることが期待されている。 ヘバンチョン(解放村)シンフン(新興)市場における都市再生事業施行前後の写真 ヘバンチョン(解放村)シンフン(新興)市場における都市再生事業施行前後の写真 シンフン(新興)市場の外部全景(前) シンフン(新興)市場の外部全景(後) シンフン(新興)市場の内部の姿(前) シンフン(新興)市場の内部の姿(後) ヘバンチョン(解放村)シンフン(新興)市場周辺の 家修理支援事業(前) ヘバンチョン(解放村)シンフン(新興)市場周辺の 家修理支援事業(後)
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