ソウル観光のすべてを集積するコントロールタワー「ソウル観光プラザ」オープン
ソウル観光のすべてを1か所にまとめた「ソウル観光プラザ」が4月29日オープンした。この場所は、コロナ禍の長期化で深刻な打撃を受けたソウル観光が、この危機を克服して急変する観光トレンドを先取りできるよう、ソウルの観光産業の質的成長と更なる成長を支援するコントロールタワーとなる。 観光協会、海外の観光庁、有望なスタートアップなどソウル観光の中心的な機関を同じ建物に入居させたことで、観光政策の実施、企業・業界への支援、ネットワークの構築などの機能も兼ねることとなる。 開館式は29日午前、オ・セフン(呉世勲)ソウル市長が参席する中開催された。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、必要最小限の人数で開催され、ソウル市民の応援のメッセージや韓国内外の観光業界から届いた祝賀動画、空間ツアーなどが行われた。 ソウル観光プラザには、オープンと同時にソウル市観光協会、オーストラリア政府観光局、韓国PCO協会など7つの観光関連協会・団体、そして公募を通じて選抜された15社の有望な観光スタートアップが入居した。また市傘下のソウル観光財団やソウル観光・MICE企業支援センターなど、これまでソウル市観光政策を推進してきた機関も入居しており、シナジー効果が期待される。 ソウル市は「ソウル観光プラザ」を3大核心役割によって運営する計画である。その3大核心役割とは、①コロナ禍によって危機的な状況に陥った観光業界の支援 ②主要協会と機関、民官協力によるガバナンスの強化 ③市民が観光を楽しめる機会の拡大・提供である。 このような重要な役割をより効率的かつ総合的に果たすため、「相互協力により有機的に連携して直接参加する場」として造成することに重点を置いた。そして今後は、ソウル観光の現在と未来、業界と観光客、一般市民などがすべて満足できる空間とプログラムを作り運営していく計画である。 ソウル観光のすべてを集積するコントロールタワー「ソウル観光プラザ」オープン < サミルビルの全景 > < 総合案内センター(1階) > < 観光スタートアップ(9~10階) > < オンラインスタジオ(11階) >
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